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    進物への応援コメント

    セルフ三題噺から来ました。
    「あなたが贈ってくださった丸くて香りの良い実海棠は美味しくいただきまして、もうありませんことよ。食べてしまったあとは少し寂しくなりますわね」といった感じでしょうか(古典は苦手なので……すいません)。
    私は、実海棠という植物の存在もさっき知ったばかりなほど無知ですから、何のために毬(いが)を詰めていたのか、教えていただけたら幸いです。

    作者からの返信

     コメントありがとうございます。

     好意で贈られてきた進物に対して歌を返す場合は、雨天荒さんの訳でぴったりです。ですが楓姫の進物は当て付けのがらくたですから、当然伊佐姫の返歌は意趣返しになりますね。

    『あんたがどんなに嫌味を投げつけたって、わたしはそれを空っぽに出来るの。おいしいところだけ食べて、あとは秋の夜空の向こうにポイよん』

    (^m^)

     栗の毬。なんの利用価値もないがらくたです。その上、とげとげですから実海棠(姫林檎)と一緒に箱詰めすれば、実は傷だらけ。香りは立ちますが、食用価値を大幅に損じます。己の敵意を毬で象徴し、あんたは傷ついてぼろぼろになるでしょうと哄笑しているわけですね。まあ、伊佐姫がそれであっさり傷つくようなら話になりません。(^m^)

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