低回



















低回は、思案にふけりつつ行ったりもどったりすること。

また、いろいろと考えめぐらすこと(広辞苑)


漢字と意味がつながっていないが、国語審議会による同音の漢字による書きかえで、ただしくは彽徊と書く。

低をぎょうにんべんにした彽は、さまよう・たちもとおる(歩き回る)の意。

回にぎょうにんべんをつけた徊も、さまよう・たちもとおるの意。

ちなみに、たちもとおるは、立ち徘徊ると書く。


回はともかく、彽(ぎょうにんべん)を低(にんべん)にしてしまうと漢字と意味のつながりが断たれてしまうように思う。

彽徊は低回と書かせようとするくせに、徘徊を俳回とさせないのもよくわらかない。




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