湖と池の使い分け



















①湖沼

 四方を陸地に囲まれた凹地のなかにあり、海とは直接連絡していない静水塊。

 湖:沿岸植物の侵入を受けないだけの深さをもつもの

   5~10メートルより深い

 沼:湖より浅く沈水植物の侵入を受けないだけの深さをもつもの

   深さ1~5メートル

 沼沢:さらに浅くいたる所で挺水植物ていすいしょくぶつが繁茂するもの

    挺水植物は、根は水底に存在し、茎・葉を高く水上にのばす植物

    なお、挺の解字は「手で抜き出す」(廷は突き出るの意味)

          

②池

 地を掘って人工的に水をためた所。

 自然の土地のくぼみに水のたまった所。

 湖沼より小さいものをいう。



湖(沼)と池の使い分けは、まず、人工物か否か。

ついで大きさか。



参照:広辞苑、明鏡国語辞典、ブリタニカ国際大百科事典、全訳古語辞典

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る