「義娘」は、なぜギロウとは読まないのか















「ぎじょう」と読むらしい。

パソコンにてgijyouでは変換されないので、多くの者はgi(義)musume( 娘)と入力しているはず。

文章のみで使われ、会話で用いられることはまずないだろう。

娘の字音(ジョウ)を知らない人も少なくないと思われる。


朗・浪の字音はロウなのに、なぜ、娘はジョウと読むのか。

それは、もともと、娘が嬢の略字として用いられていたためと考えられる。

(日本では、嬢に「むすめの敬称」の意味を追加し、両者を区別)


義娘は和製の漢語ということであり、また、義嬢という言葉はない。

何度も書いているが、私は和製の漢語がたいてい嫌いである。

読んでいると引っかかるから。

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