「烏有」はあるのかないのか


















うゆう。

いずくんぞ有らんや、の意から、何もないこと。(明鏡国語辞典)


は、鳥の一点を欠いて、黒くて目の見分けがつかない鳥、からすの意味を表す。

助字としては、なん-ぞ、いず-くんぞと読み、「どうして……か」の意になる。

烏有先生は、世の中に実在しない仮の人物名で、司馬相如が用いた。(新漢語林)


司馬しば相如しょうじょは、前漢の文人。

その妻が卓文君。富豪の娘で文才あり。

二人はかけ落ちして酒場を開いている。二千年以上前の話(広辞苑)

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