『猶予』を持つ



















ゆうよ。

①ぐずぐずする。ためらう。

②(日本のみ)予定の時日をのばす。


漢語を使う時、日本独自の字義はなるべく避ける。自分の中でピンと来ないから。

よって、②の意味では用いない。また、①は他人に通じないので使えない。

結果、私には縁のない字となっている。


それよりも、猶の字義がおもしろい。


さるの一種。疑いぶかく、人の声を聞くと木にのぼり、人がいなくなると木からおり、常に上下し、ためらっているという。


以上、新漢語林を参照した。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る