不確定性原理という不確定要素

 お久しぶりです!

 なんか、お久しぶりですって書いていると、毎回お久しぶりですで始まりそうなので、止めて起きましょうか。

 さて、さっそく今回の議題なのですが、以前にアンケートを取った際に出た議題です。

 その名も……


「ラプラスの悪魔」


 です。

 みず・こおりタイプではありません。人の名前です。

 超越存在です。

 うーん凄くこの話難しいのですよな。いや、話すのは簡単なんですけど、説明するのがめんど……難しいのです。


 もし、この瞬間に元素レベルでこの世界全ての物の位置、性質や力の性質を理解したなら、この先の未来を全て予想出来る。


 と、言う推測の話です。

 おわかりいただけただろうか……

 まあ、全ての状態を把握し、玉突き的に力の連鎖を理解出来ればずっと先の未来も予測出来る。もしかしたら、この世の終焉まで分かるかもしれない訳です。


 実はこれって我々動物も近しいことをやっています。

 ボールが飛んできた時、着地地点を予測してボールを取りますよね? または、当たると痛いかもしれないと思って身を守りますよね?

 ボール以外にも、何かをやると何かが起きるといった未来予測が出来ていると思います。

 無意識というか、反射に近いレベルで現状を把握して未来を予測し行動する。

 我々も頭が良いので、実はプチラプラスの悪魔なんです。


 でも、世界の終焉や私達がどうなるかとか、いつ死ぬのかという疑問は分からない。知ることが出来ないのです。

 宇宙が収縮するとか、広がって霧散するとか、いろいろ予測が立てられますし、寿命が分かる機械が登場するかもしれない。ですが、予測の域を越えられないのです。

 ある程度の未来予測が出来ているのに何故完璧に「確定させる」ことが出来ないかというと、この世界の全てを把握出来ないからなんです。


 私、もうすでに専門外の領域に突っ込んでいくので、私があっているであろうと信じている内容を話しますね。


「不確定性原理」


 これは、原子の観測に限界があると出た数式のことです。でも、観測しようと思えば出来ると打ち消された内容でもあるので私も正直訳がわかりません。

 たぶん、ここが私の理解を越えた言葉で言い表せる限界です。

 前回「シュレディンガーの猫」にも出てきた「二重のスリット実験」のようにそもそも原子事態の性質が解明されていない以上、我々が「ラプラスの悪魔」のように全てを定めて知ることが不可能なのでしょう。


 でも、もし分かったらどうなるんでしょうね?

 自分の人生や死んだ後、その全ての先を知ってしまったらどんな気持ちになるのか予想がつきませんよね。

 全能感を覚えるのか、虚しさに覆われるのか、はたまた未来を変えようと行動するのか。



 あ、シナリオ考えました。


☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆


(例えば)

 ある日突然全知全能になった主人公が、明日には世界の終焉がを迎えることを知ってしまう。

 玉突きのように、些細な出来事で大きく事象が変化することに気が付き、孤軍奮闘する。

 ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆


 なんか、短編書きたいなと思っていたので、これに近いの書こうかなと思いました。


 うおおおお! 書きたい!

 突然創作意欲があああああ!



 と言い訳で、ちょっと短かったのですが、私がプロットを書き始めますのでここまでです!

 短かったけど難しかったな今回の議題。

 次回は何の議題にしようかなー……

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