自分とは……なんだ!?

 いきなりですが、艦隊これ○しょん通称「艦○れ」というブラウザゲームをご存知でしょうか?

 軍艦を擬人化した女の子達と共に海に出て敵を倒すゲームです。私も一時期やっていました。未だに人気ですね。


 そこで昔、私の主力パーティーにいた一人の正規空母の女の子を誤って戦いの最中、撃沈キャラロストさせてしまいました。

 私はゲームに感情移入しやすい為、結構なショックでした。


 その数日後に建造キャラ生成にて、撃沈した正規空母の女の子が出てきました。戻ってきた彼女に私は喜びました。


 しかし、ふと思います。

 戻ってきたこの子は、今まで私と戦ってきた子と同じ存在なのかと……



 お久しぶりです!

 いろいろデータ的な事故を引き起こし、もうガタガタでした。

 さて、今回の議題はこれも非常に考え深い話。



「スワンプマン」



 です。

 知ってる人は知っていると思いますが、いわゆる「再生コピー」にまつわる話です。

 この創作論では「クオリア系」に属する話題になるかと。


 ……うーん、この話って自分で話そうとすると結構難しいです。元々のこのネタから話ましょうか。


 この「スワンプマン」の和訳は「沼男」です。とある哲学者が、こんな思考実験を提示しました。

 ハイキングに来た男が沼の畔で雷に打たれて死んでしまいます。しかし、雷の影響で沼が化学変異を起こしてしまい死んだ男と全く同じ存在を作り出してしまいました。

 その沼から作られた男は、と体や記憶なのど全く同じ状態で生まれてきてしまいますが、雷に打たれて自分が死んだことは一瞬の出来事だった為記憶にありません。

 怖くなったその沼男は早々にの家に帰り、の家族に出来事を話、が読んでいた本の続きを読み。その後、が働いていた会社へと向かっていく。


 という話です。

 いやー怖いですね。死んだ男の意志はちゃんと受け継いでいるはずなのに、意識を継続しているのかどうかを考えると……

 特に自分自身が「沼男」だと気づいていないのが、たちが悪いです。

 この議題に対して、この「沼男」が「死んだ男」と「同一人物であるか?」というのが問題です。


物理主義「構成要素が一緒だから同じ人間で間違いないやろ」


観念主義「自我が違うから別人やろ」


歴史主義「過去との因果関係がない沼男は別人やろ」


医学者「置き換わったのが別人ならわいらは……」


 医学者が何かを言っている気がしましたが、気にしないで起きましょう。

 こんな感じで思想によっても沼男の扱いが変わりますからね。覚えておきましょう。


 因みに、ここまでで「スワンプマン」の説明を聞き、今一ピンとこない人は「とこでもドア」で調べてみるといいですよ!

 ネコ型ロボットが出してくれるあれです。あれの仕組みも実はとんでもない物となっています。是非是非調べてみてくださいな。




 さ! ここで「スワンプマン」を作品に取り込むことを考えますが、何て言うか「スワンプマン」事態がもうシナリオになりそうな話ですからね。

 例が作りにくいです。

 確定で誰か死にますし、間違いなくシリアス路線。ホラーの類いかもしれません。

 キャラクタの誰をスワンプマンにするかでも話の要点が変わりそうです。

 昨今の作品にもスワンプマンがちょくちょく出てきますが、主人公がスワンプマンの話が結構多い気がします。

 うーん……そうだ!



 あ、そろそろ文字数が多くなってきましたのでここまでにしましょうか。

 べ、別に、全然思い浮かばない訳じゃないんだからね!


 それでは皆、お、お元気で!

 次の話も、「スワンプマン」に近い話にしようかと思います。



2017/11/28例題の追記

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆


(例えば)

 不思議なキノコを空腹のあまり食べたおじさんは、そのまま交通事故で死んでしまう。

 そのままあの世にいくかとのんきに考えていたら、なんと無傷でその場に立っていた。

 後ろを振り返ると、自分の死体が……


☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆



 ちょっとマ○オ風の感じにしましたが、良い感じな気がします。私はおっさん絡めると、なんか良い感じのアイディアが出てきます。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る