これが世界の選択か……

 おはようございます。

 一回書いた文章を誤って消去してしまい改めて書き直して投稿が遅くなります。申し訳ございません。1日1議題を目指してたのにトホホ……アタイは悲しいよ。

 そんな感じでやり直した文章から今回ご紹介するのは皆大好きループものに関する話題!


「タイムパラドックス」


 ならぬ!



「親殺しのパラドックス」




 です!

 まあ、一般的には「タイムパラドックス」の中に「親殺しのパラドックス」が入ってるのが本来の話なのですが、気にしないでください。

 とにかく、この「親殺しのパラドックス」ですが、名前からお察しだとは思います。過去に戻り、自分のいた世界と辻褄が合わない出来事を引き起こしたことにより、どんな現象が起こるのか。

 と、いった感じの議題です。

 想像したくはないと思いますが、少しで良いので考えてみて下さい。


 貴方はタイムマシンに乗って親を暗殺しないといけなくなりました。その場合に起きる結果を考えてみて下さい。

 因みに、想像しづらい人用に予想をいくつか立てましょうか。


・予想1

 親を殺した瞬間、自分という存在が産まれなくなるため、自分の存在そのものが消える。


・予想2

 親を殺した瞬間、親が死んだ世界として続くため、自分の存在は消えない。しかし、自分が元いた世界に戻ることが出来なくなる。


・予想3

 どうやっても親を殺すことが出来ない。


・予想4

 暗殺するはずが、親を助ける事象に変わってしまい、過去を変えることは出来ない。


・予想5

 親を殺した瞬間、自分は違う親から生まれることとなり、元いた時代に戻ると、細かい所が違うものの現状とほぼ同じ世界が構築される。


・予想6

 過去にはない物質(自分)が過去に現れたため、質量保存の法則が崩壊し、宇宙ごと自分が消え去る。



 さあ、こんなもんですかね。

 沢山出てくると思いますが実はこの答え達、物理学者いわく、


 そうです!


 いやー、物理学者さんが言うならそうなんでしょうね!

 そう、真実が沢山あるパラドックスです。そして、裏を返すと「何が起こるか分からない」のがこの問題なのです。

 この予想の全てが正解である可能性があるということは、小説のネタに困らないのはもうお気づきだと思います。

 小説のオチとして全部使えると思いますよ!


 ……しかし、こんなにも可能性を秘めた時間ネタですが、昨今の小説や物語の業界ではある有名作品の影響で「予想2」が主流であるという流れになっている気がします。

 皆こぞって「世界線」というネット上に現れた未来人の単語を用いているのです。

 こうなった一つの要因として、やはりその時の時代が関係しているのかなと思います。

 現在の作者層と読者層の人達がゲーム媒体に対してのイメージや思いが非常に強いからではないかと思います。言ってる私もゲーム大好きな人間です。

 話のあるゲームって言うのは、いわゆるタイムトラベルに近いですからね。ゲームをクリアしたらまた最初からやったり、敵に負けたらコンテニューしたり、可愛い女の子複数人と恋愛関係になったり、逆もまたしかり……

 こんな感じでいろいろなルートを見ることの出来ることが、私達の知るゲームの面白さの一つであり、慣れ親しんでこういった小説や漫画業界に根を張ったものだと私は考えております。

 それが悪い訳ではありません。寧ろ私の方が偏見の塊だと分かっています。

 しかし、ループものは他にも沢山やり方や答えの出し方があるのに、私から言わせればもったいない限りです!

 商業はマンネリというのは、非常によいことですが、創作にマンネリは好ましいことではありません。この飽和状態の創作業界だからこそ、多岐にわたる答えを描くべきだ!

 うおおおおおおおおおおお!!


 すみません、興奮しすぎました。

 そんな感じで、以上が「親殺しのパラドックス」でした。

 是非、時間系の話を作る際の参考にして頂ければ!



 え? 例を上げないのか?

 これは上げる必要ないと思います。沢山素晴らしい例が、巷にゴロゴロしてますからね! あさってみてくださいな。



 さあ、次も有名な奴にしようと思います。

 そして、そろそろエグい系に突入しようかなと……グヘヘ。



2017/11/28例題の追記

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆


(例えば)

 タイムマシンを作った二人のおっさん科学者は「親殺しのパラドックス」の実体を調べるべく、ある恐ろしい実験を試みる。

 それは、過去に行って研究所にいる仲の良い美人女性研究員の胸を唐突に揉み、現在の彼女との人間関係にあるのかという実験だった。


☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆


 あ、これ良さそうです。

 短編で考えておきましょう。

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