魔法その2! 禁断の防御魔法
{詠唱}
この地上を包む風の神々よ、我が身を守り給え――――
あらゆる凶器――――
あらゆる悪意――――
あらゆる障害から我が身を護り給え――――
{魔法名}
{属性}風
{効果}
術者を風の殻で覆う不死者だけが使えると言われる禁断の防護魔法。極めて高い防御能力を持ってしまった為に生者には実質使えないものになってしまった。
生者が扱えない理由としては、
五感を封じられる上に呼吸できない超欠陥魔法だからである。
さらに霊的効果も弾いてしまう為テレパシー等の第六感も使えず、周りの状況を全く把握できない。
この為不死者、特に吸血鬼等が好んで使う。太陽光を避けて日中を移動するのに使ったり、睡眠中に杭を刺されて暗殺されない様に寝る前に唱えたりした。ある吸血鬼いわく音が遮断されよく眠れると言う。
ただし周りの状況が分からず、身体は普通に動かせる為に、睡眠中に外に運び出し日の当たる場所に置き続けると言う暗殺方法が生まれた。
人間社会に大問題を引き起こした禁断の魔法である。
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