テストに追われる日々だね。
テスト。
それは、学生達の最大の砦だろう。
俗に言うラスボス、魔王、ドラゴン(?)などだ。
学生達は勇者。
つまり、RPGと同じなのだ。
勇者は世界各地を旅しながら、力を付け、
魔王に挑む準備をする。
学生は授業を繰り返しながら、知識を身につけ、
テストへ向けた準備をする。
そう、それが勇者(学生)。
だが、僕は違う。
勇者ではなく、魔王の幹部辺りだ。
言うなれば、寝返り、反逆する者だ。
テストへの対策をせずに、悠々と学校生活を送る。
ゲーム初めて数秒で魔王を倒す感じ。
とても味気ない。そして危険だ。
そう。
僕はそんな道を歩んできた(三年間)。
どうだろう。
今こうして、小説(ではない)をタイピングしているのだが、
11月9日は総合Cテスト。
今日は11月8日。
第一回から、総合Bテストまでの平均点は
――212点――
勿論、テスト前の勉強などしていない。
ゲーム起動して数秒でバトルが始まっているのと同じ。
きょうは二者面談で、担任に「キミは凄い」と言われた。
いや違う。凄くはない。
凄いのは、テスト前に勉強を、家庭学習を何時間もしている者達だ。
僕は今もこうして、なんか変なことをしている。
ここからが本題だよ。
勉強しないで良い点数をとれる魔王の幹部と、
努力を積み重ねて良い点数をとる勇者。
キミはどちらが良い?
そうだな、点数は同じということにしようか。
寝返り、反逆したいか、
コツコツと力を付けてからか。
さて、もう一度。
――キミはどっち派?――
ではでは、テスト頑張るぞー!
(今日は本当に何がしたいのかわからなかった)
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