言霊と呪いに関する短い考察・日本人にかけられた呪い
cocotama
第1話 「言霊」って、何か怪しい?
皆さんこんにちは。cocotamaと申します。
以前、こちらカクヨム様に小説を一本投稿させてもらった事があるものです。
当時、その小説を書くにあたり、日本文化を元に色々とネタやアイデアなどを模索していたんですが、その作業の中で、一つ思うところがあったので、ちょっとエッセイにまとめてみました。
もっとも僕は専門家でも何でもないので、間違いや独りよがり、また、偏った考えも沢山あるかと思います。それでも、もし良ければ読んでみてください。
皆さんは「言霊」って聞いたら何を思い浮かべるでしょう? 何かファンタジーっぽいものを感じる人が多いんじゃないでしょうか? 今のこの科学に支配された現代社会に生きる私達には、今ひとつ現実味にかける言葉ですよね。
「言霊」とは、日本特有の言葉に関する概念の一つです。
これは日本の古い文献なんかを見てみると、人々の生活と文化にかなり強い影響を与えていた様で、日本の古代の文化を語る上で、切っても切れない関係にあったようです。
この概念、一般には言葉に宿る霊的な力みたいに考えられています。だから、霊的なものを否定する現代社会では、非科学的で迷信めいたものと信じられているみたいですね。
ちょっと自分のことになりますが、僕はかれこれ十年ほど、外国の方に日本語を教える活動にたずさわってきました。
自慢にもならない半端なキャリアですが、この活動を通して自分なりに一つ思ったことがあるんです。
そのこととは……
―― 科学的か否かはともかく、「言霊」というものは実在します ――
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