なかがきへの応援コメント
糾縄カフクさん、はじめまして。
おっさん自主企画主催者のにとろげんと申します。
始めから現在の最新話まで読了しましたので、拙いながらこちらに感想を書かせていただきます(レビューは別途で書きます)。
まず魅力的だった点から。
・独自の雰囲気を作れていた。
当方の語彙力がないので上手く形容することができませんが、読んだ人間に小説の持つムードを強く伝えられていたと思います。下調べをしっかりとなされているのだなと感じました。
・おっさん度60点。
くたびれた雰囲気や紳士的な面が非常におっさん(おじさまといった方が良いのかも)らしく、楽しませていただきました。しかしジルは人外や狂気といった成分も強く、だんだんと人間らしさが薄れているのを加味してこの点数です。
・主人公の目的がはっきりしていた。
ぶれることなく『ジャンヌを復活させ、平凡に幸せな人生を歩んでもらう』という目標を徹底していたところが良かったです。それだけジルの思いが強いのだという証明になっていたと思います。
続いて引っかかった点。
・誤字脱字。
いくつか残っていました。目立つところでは、わざとかもしれませんが一章16話において「もしも《イフ》」というルビミスのようなものを見かけました。
・同語の複数回使用。
使用する単語が独特である分、何度も使われているものは非常に目立って感じました。同じ単語を何度も見ると飽きてしまうと言いますか、濃い味なので乱用は避けた方が良いのかなと思います。
・中だるみ。
途中から文章に重さがなくなってしまったように感じました。おそらく一気に読んだことも一因ですが、序盤の雰囲気を好んで入ってきた読者にはいかんせん物足りなくなってしまうこともあるかと思われます。
以上、自分のことは棚に上げつつ、感想を書かせていただきました。
重たい作品である分、書き手側にも多大な負荷がかかることと思います。ですがきっと、完成した暁には努力した分だけ磨き上げられた一作へとなりますので、これからも本作の世界観を研ぎ澄ませていっていただければと思います。
最後になりますが、今回は私の自主企画へのご参加、ありがとうございました。これからの糾縄カフクさんの執筆生活がより良いものとなることを願っております。
作者からの返信
ありがとうございます。書く前は「昨今のジャンヌ人気にあやかり、これは結構ウケるのでは???」と多大なる期待を抱き筆を取ったのですが、蓋を開けてみると鳴かず飛ばず。文章の厚みが徐々に薄れていっているのは、徐々に本作に割く時間と情熱が失われ「とりあえずとっとと10万文字終わらせて打ち切りにしよう」という本心と無縁ではありません。一応あらすじ程度は考えてはありますので、今後日の当たる機会があれば一念発起してみようかと思ってはいます。重ねて御礼申し上げます。
なかがきへの応援コメント
自主企画にご参加いただきましてありがとうございました。
人外同士の交わり、堪能させて頂きました。
作者からの返信
ありがとうございました。性癖にはかなり忠実に描いたつもりです。お陰様で、続編を描く意気込みが生まれました。