未知の君

初めて会った時

しどろもどろと自己紹介

これから永遠に続くなんて思いもしなかった

触れ合っていた肌の感触を忘れない

寄り添い肩が当たったのを忘れない

一緒に食事をとったことも

一緒に布団を並べたことも

よくある話になるのは、もう少し先だけど

あの時、別段、特別だとは思っていなかった

そのうちゲームと違う感覚

終わりの見えない関係

もしかしたらプツリと切れてしまうかもしれない

分かっていたけれど

未知の君が段々と愛おしくなっていく

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