未知の君

初めて会った時

しどろもどろと自己紹介

これから永遠に続くなんて思いもしなかった

触れ合っていた肌の感触を忘れない

寄り添い肩が当たったのを忘れない

一緒に食事をとったことも

一緒に布団を並べたことも

よくある話になるのは、もう少し先だけど

あの時、別段、特別だとは思っていなかった

そのうちゲームと違う感覚

終わりの見えない関係

もしかしたらプツリと切れてしまうかもしれない

分かっていたけれど

未知の君が段々と愛おしくなっていく

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る