手をとって

死んでしまうと思った時

発揮したSOS

ガラスをぶち破って飛び込んでくれた人

迎えにきてくれた人

人は個体だから

君は悪くないと言ってくれた夜

一つ屋根の下で初めて寝た日

夢見が悪くて苦しんでいたのを起こしてくれた

言われたこともない

名前と感情を教えてくれた

まだ飲み込めない理屈を飛び越えて

ただただ好きだと思った、この日

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