賑やかなる告白

遠い花だと思っていた

高嶺の花だと思っていた

過ぎたる人だと思っていた

それでも少しでも希望が見えたなら

この言葉が遠くに届くなら

届いたなら


手汗を気にする暇もなく手を握った

距離感を掴めず詰め寄った

かぶせるように言葉を放った

君は困った顔をしながら

もう一度「俺もだよ」と言ってくれた

だから心が止まらない


好きだ

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