言葉
謂れのない負の言葉というのは使う側が思っている以上に、そして受け取った側が思っている以上に言葉通りの意味を持つ。当然個人差が出るものではあるが、言葉の力というのは意外な大きさであったりする。使う側は数を重ねるほどにその言葉の重みを忘れ、聞く側はたとえ一度が微々たるものでも確かに負の要素を蓄積していく。両者が冗談とわかるものであっても、その内に負の要素があればこの構図は成り立ち、少しずつ蝕んでいく。受け取った側が健康であれば許容できるものでも、余裕がなくなった瞬間に閾値を超えてしまうこともある。
数を重ねることに関して言えば、悲しいことに感謝とか称賛といった正の言葉は聞く側は数を重ねるほどにその言葉が軽く感じられるように思う。そんな時は、使う側はやはり笑顔と共に言うとその現象が軽減される。表情は直接的に感情を表す強力な手段だろう。
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