徒然なる詩集

功刀攸

luce

白い明かりのついた部屋

私は貴方を待っているの


貴方と二人でずっといたいのに

いつからか貴方はいなくなってしまった

どうしてかしら?

私が嫌いになったのかしら?

それでも、私は貴方だけを思うわ


朝が来た

窓を開ければまばゆい光

私の部屋を照らす光

優しい光が照らすこの世界を

貴方と二人で歩きたい

白の私、黒の貴方

モノクロの私達を世界は彩る


夜が来た

窓の外には皓皓と光り輝く満月

貴方と二人で撮った思い出の写真を

明るみにかざして思い出す

貴方と手をつなぎ歩いた

あの桜並木は今もまぶたの裏にある


朝が来た

夜が来た

私はいつでも貴方の事ばかり

貴方がいないと私は生きている気がしない

貴方とずっと一緒にいたい


月のない夜空

明らかに見える星々

この夜空を

あの夜空を

貴方も見ているのかしら?


だから、もう一度

一度でいいから貴方に逢いたい


貴方と二人でずっといたいのに

いつからか貴方はいなくなってしまった

どうしてかしら?

私が嫌いになったのかしら?

それでも、私は貴方だけを思うわ


ある夜明けの薄明かりの中

私は目を覚ます

貴方との思い出を胸に抱き締めながら

貴方と過ごしたあの日々を歌に託して

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