第3話広島風お好み焼き

私は、お好み焼きが大好きである。どのくらいかというと、一月に一回は食べている。


えっ? それぐらい普通?


特別に言うほどでもない?


でも、しっかり好みのお好み焼きはあるよ!


それも、かなりこだわりのものがあります!!


私の好きなお好み焼きは、広島風お好み焼き!! でも、某お好みソースの会社がホームページで紹介しているものとは違います!


さて、広島風お好み焼きで分かると思う。そう、私は広島生まれの広島育ち。

そんな私にとって、お好み焼きは、とっても身近な物。

いろいろのお店で食べることもあるし、自分で作って食べることもよくある。

家庭の味というものもある食べ物です。


そんな我が家のお好みの作り方は、以下です。


まず、材料から。


 小麦粉  卵 長いも キャベツ  もやし  豚ばら肉  イカ天 魚の削り粉  うどんかそばかもしくは両方 青のり お好みソース



作り方


 ①小麦粉と卵と長芋で作る生地を作ります。

 ②キャベツを千切りし、もやしを洗います。

 ③麺をウスターソースで炒めます。

 ④ ①の生地をお玉1杯分ぐらいで、クレープのように薄く丸くのばします。

 ⑤ ④に満遍なく魚の削り粉を振ります。

 ⑥ ⑤に③をのせ、キャベツ、もやし、イカ天、豚ばら肉、の順にのせていきます。

 ⑦ ⑥に①をかけて、ひっくり返します。

 ⑧ 全てに火が通ったら、横に卵を割って軽く崩し、⑦をそのままスライドして乗せます。

 ⑨ お好みソースを塗って、青のりをかけたら完成です。


 お好みで、胡麻をかけたり、マヨネーズをかけたり、ネギをかけたりします。トッピングってやつですね。お金に余裕のあるときしか出来ないんですよね~。





某お好みソースの会社がホームページで紹介している作り方


材料はかわりませんが、⑥で、麺が入りません。生地の上に魚の削り粉、キャベツ、もやしに天かす、豚ばら肉で、①をかけて、ひっくり返します。焼けたらひっくり返して麺と軽く崩した卵の上に置く。




ここで、この、某お好みソースの会社をあげる理由は、千葉に義理の兄がいるのですが、我が家のお好み焼きが、広島風のお好みではないと言ったことからです。


有名過ぎる某お好みソースの会社。


それだけに、それが正しい広島風とされてしまうことが、悔しいです。


最近は、学校に派遣で、作り方の説明をしたりしていて、この某お好みソースの会社の作り方が、急激に広まってきています。



お好みソースの会社は、他にもあります。その、会社の作り方は、私の知っているものです。


元々、お好み焼きは、お好みでであるように、特別な決まりなどないのです!!


昔は、丸ではなく、半分に折っているところもあったのです。今でも、古いお店の中には、半分に折っているところもあります。其れが、その、お好み焼きが広島風ではないと、観光客に言われたのを見て、物凄く悲しい気持ちになりました。


店員さんは、流していましたが、悲しそうな顔をされていました。


某お好みソースの会社が紹介している作り方のみが、正しい広島風ではないのだと知ってもらいたい。


知らないで勝手に其れが正しいと思っている人たちがいて、昔からのお好みが消えていくことに、激おこです!



今回の一言


広島風のお好み焼きは、いろんな焼き方があり、昔は半分に折っていた。そして、ネギ焼きと言うのが、古いお店にはあるということを知って広めて下さい。

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