『君、そして僕』

蒼空の下で 想う事が一つ


『君の声が聴きたいな』


ッて 小さな願いが一つ


白い箱の中で 考える事が一つ


『君の笑顔が見たいな』


ッて わがままな願いが一つ


狭いベッドの上で 届けたいモノが一つ


『君に伝えられたらな』


ッて 大きな想いが一つ



手を伸ばせば 届くのに

声を掛ければ 響くのに


僕には 出来なくて




僕はそっと 眼を閉じた

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る