吐血世界観

吐血猫

No.001 [Consideration to death]


「死にたい」って呟こうとして手を止める

別に死にたいなんて思ってない事に気が付く。


ただただ、家族から仲間から世界から社会から

逃げたい逃げたい逃げたい。


逃げたかったんだ。


みんな逃げたくて必死に走って生きていて。

もう走れなくて「限界」が来た時に

人は「眠りたい」と思って


自ら死を受け入れるのだと思うのです。

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