おかしな別居生活と孤独感

今芽吹夫婦はおかしいことになっていて、東京と三重で別居しているはずが、ずっと芽吹が三重にいるという不思議状態。

身体が、約二時間の新幹線に耐えられそうにないという理由で東京にさっぱり帰ってません。

来週には、wisk(ウィスク)の検査結果もでるっていうのに、どうしたものだか。

なんとか、来週末、一緒に新幹線に乗ってもらってwiskという知能検査の結果だけでも聞きに行きたい。

それで、本当にADHDやASDであるかどうかわかるから。

そしたら、各種支援も受けられるし、手帳も発行される。

今の生活にはあんまり必要ないけど、もしも芽吹夫が先立ったときとかに役に立つはず。


それで、問題は東京に家があるのに全然利用していないってことだ。

月に二週間もいない状態。ホテル泊まるのとそんなに家賃のことを考えたら変わらない。

東京で生活を始めたときは今より体調がよくて元気だったから、大丈夫だったけど、今は体調も悪くて、東京にいても、遊ぶことができない。

じゃあ、三重にひきあげたらいいじゃん、ってなると思うんだけど、三重の発達障害者に対する支援が東京と比べて少なすぎる。

とりあえず、相談だけしようとしたら今月と来月上旬はいっぱいです、とあちこちでいわれてしまい、がっくりきています。

なにしろ、東京では飛び込みで受けられたうえに、予約ももっと取りやすかった。

本当に今困っているのに何週間も待て、っていうのは、困ったものです。

といっても、支援センターの方にもいっぱい予約とかがあって、順番に受けている状態なんだと思うので、仕方ないと思います。

東京は本当にすごいね、支援センターも保健センターもたくさんあるし、居場所になりそうなところが見つかったら、あと、もうちょっと元気になったら、東京に住んで支援を受けたいと思うよ。


こう書いてみると、芽吹夫のことはどうでもいいみたいにきこえるけど、芽吹夫は激務で7時半から22時くらいまでは、月曜から金曜まで働いているのでその間三重に一人ぼっち。

障害の特性から友達もできにくい、そんな状態を続けているのです。

さみしくてたまらないのです。


だから、自分の居場所を見つけるために東京に旅立ったのだった……、っていうところがADHDっぽさを感じます。

なぜ、名古屋や大阪ではいけなかったのか、それは、住んだことがないから。

東京は住んだことがあって土地勘があるから、多分大丈夫だろうと思って東京にしました。

土地勘はあるけど、当時の友達はもう、東京をはなれてしまっていたり、子育てに忙しかったりして、なかなか遊べない状態です。

やっぱり、東京にいっても一人ぼっち。


そんなことを嘆いて、保健師さんに、こういう居場所になるところがあるんだよ、としょうかいされたりしています。

ただし、精神疾患の診断書がないとできないけど……。

早く、診断書だしておくれー。

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