第386話入国!大国主&ポセイドン
アオイ:国土争奪戦争ポリスティア合衆国戦を観戦するべく天界のNo.2とも言える権力者集団『14天界王』の2柱、東洋サイドは大国主命様。西洋サイドはポセイドン様がポリスティアに入国します。
大使館殺神未遂容疑者取り調べ翌日 魔界時間11:00 合衆国大統領官邸
ダニエル:まさか本当に容疑者に自供させるとは。
警官:その後も杏姫殿下に取調官を依頼したところ、容疑者もかなり警戒していたのですが。
ダニエル:アマテラス様の変装や嘘を見抜く目と幼女ならではの天然ぶりが相まって容疑者に主導権を握らせない事が逆に墓穴を掘り芋づる式にボロが出易くなったというわけか。
警官:係官に取調官を替えてくれと泣きながら懇願する姿があったとか。
ダニエル:容疑者が不憫に思えてきた。
警官:その後姫殿下のお友達4人が加わり・・・
モニターに留置所の取り調べ室の様子が映る
小雪:ツノかたっぽどうしただ?
リタ:リタしってる。りゅうのツノはおクスリになるんだよ〜。
雛:リタはんものしりどしゅなぁ♪
ミオ:かつどんたべたいでにゃんす〜
瑠維:も、もう許して・・・た、助けて・・・誰か・・・助けて!
ダニエル:おおぅ・・・あ、そういえば今日だったか。大国主様とポセイドン様が御入国されるのは?
警官:ええ。
ダニエル:お迎えをしないといけないな。
警官:あ〜、いえ、それが・・・
ダニエル:ん?
警官:お2柱様共、杏姫殿下をご指名しておりまして。
ダニエル:天界での杏殿の通り名は『14天界王に愛されし子』だったな。
同時刻 首都ジャスティアス次元国際空港 国際線国賓専用到着ロビー
梨花:ふむ、公安超大国だけあって警官が多いな。
アオイ:このお方は2代目大国主命の
アオイを見る梨花
アオイ:すみません。
ローザ:どこ見てるんです?
アオイ:このお方は3代目ポセイドンのローザ様。年齢的には後輩にあたります。
梨花:いや、何でもない。
ローザ:?
杏:りかおねえしゃん、ローザおねえしゃん、こんにちわです♪
梨花:ふむ、来たか♪
杏を抱き上げて頬ずりするローザ
ローザ:待ってたよ〜♪う〜ん、ほっぺプニプニ〜♡
梨花:其方の活躍、遠く天界にも届いているぞ♪
杏:ありがとです♪
ローザ:お友達は?確か4人いるって聞いたけど。
杏を取り上げて肩車するハル
ハル:他の方々は杏姫様に代わり、天界宇宙大使館殺神未遂事件の容疑者取り調べを行なっています。
ウグイス:あからさまに嫉妬してんじゃね〜よ、減るもんじゃねぇし♪
ウグイスにアイアンクローをするハル
ハル:嫉妬?私が?
ウグイス:イデデデ!してんじゃねぇか!今、まさに!
ローザ:杏ちゃん何処か行きたいトコある?お姉さん杏ちゃんとデートしたいなぁ♪
ハル&ウグイス:な⁉︎
ソロモン王:そもそも接待なのだから良いのではないか?
ミランダ:いいや、良くない!如何に14天界王様といえど接待を口実にデートなど断じて良くないぞ!
杏:いいですよ〜♪
ハル:ひ、姫様!
ローザ:さ、そうと決まれば行きましょう、行きましょう♪
ハルから杏を取り上げ抱き上げるローザ
梨花:おい、ローザ!
ローザ:はい?
ハル:(そうです、ビシッと言ってやってください!)
ウグイス:(ガツンと言ってやれ!)
ミランダ:(流石大国主命様!)
ソロモン王:(まぁ、14天界王の中で年長者の1柱だからな)
梨花:私を忘れてるぞ。
ローザ:おっ、これは失礼♪
ハル:(おおぅ)
ウグイス:(ちがーーーう!)
空港 トランスゲート前
ローザ:何処行く?
杏:まずはこゆきちゃんたちおむかえにいくです!
梨花:ふむ、今巷で噂のもぐもぐガールズか。
ローザ:わ〜お!もぐもぐガールズ勢揃い♡行こう行こう!お迎え行こう♪
留置所 取り調べ室
杏:むかえにきたです!
瑠維:何でも喋る・・・何でも喋るからもう・・・許して・・・
小雪:お〜!きれいなねえちゃんとおっきいねえちゃんだべ!
リタ:きれいなおねえさんがポセイドンさんで、おおきいおねえさんがおおくにぬしさんだよね?マリアンヌおねえちゃんがゆってた。
ローザ:おお〜、良く知ってるね。偉い偉い♪
ミオ:かみしゃまでにゃんす〜♪
雛:こうごうしいどしゅえ〜♪
梨花:ほお、人の子はマリアンヌを知ってるか♪
豆子:アオン♪
マル:ピッピィ♪
ショコラ:キュルル♪
カマル:よろしくお願いします♪
梨花:ふむ、プリズンドーベルの眷属にオーロラフェニックスの眷属、デコレートスコルピオの眷属にクロノゴンの眷属か。しかもクロノゴンの眷属以外は正当な『後継者』とは、素晴らしい♪
小雪:あんずちゃん、これからどこいくべか?
杏:きょうは〜、うどんたべるです♪
ローザ:うどん?
杏:うどんは〜
小雪:めんりょうりで〜
リタ:ツルツルの〜
雛:シコシコの〜
優実:ちゅるちゅるの〜
ミオ:うまうまでにゃんす〜♡
梨花:要約すると、日本の麺料理で鰹出汁ベースのスープにコシのある麺が特徴の食べ物だ。
ローザ:それじゃあ、レッツゴー♪
ちびっ子達:ゴー♪
首都ジャスティアス メインストリート 飲食街 麺屋『麺道楽』
大将:いらっしゃ・・・・⁉︎
杏:きつねうどん!
小雪:たぬきうどん!
リタ:・・・・ザル!
ミオ:ミオもザルでにゃんす〜♪
優実:きつね♪
ローザ:じゃあ・・・・たぬき♪
梨花:きつねを頂こう。
大将:しょ、少々お待ちを!
小声で話す大将
大将:(か、かかか、母ちゃん!じゅ、14天界王様が来てる!)
妻:(取り乱すんじゃないよ!みっともない!いつも通りにしときゃ良いんだよ)
大将:(お、おう)
全員にうどんを出す大将
大将:・・・お待ち
梨花:ふむ、寡黙な店主だな。漢は黙って・・・か。職人の鑑だな♪
※緊張で口数減ってるだけです
ミシェル:それじゃ、皆んなで
シャルロット:いただきますを言いますわよ・・・せ〜の!
全員:いただきま〜す!
ローザ:う〜ん!ちゅるちゅる喉越し最高〜♪
梨花:一切の妥協をせず拘りの味、正に匠の技♪
ローザ:他の14天界王に聞いてたけど杏ちゃんお店のチョイス抜群に上手いよね〜♪
杏:えっへへ〜♪
梨花:我等の知らぬ穴場を良く知っている♪
30分後・・・
ローザ:ふい〜、美味しかった〜♡
梨花:さて、次は・・・
ローザの神王秘書:あ!お2柱ともこんな所にいた!
梨花の神王秘書:ハザード大統領との会談の時間が迫ってます。お急ぎください!
ローザ:え〜!もうそんな時間〜。
梨花:致し方あるまい、ではまた。
杏:まったね〜♪
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