第5章 超大国への道
第100話VSバンクフルト合衆国(前編)
遂に始まった国土争奪戦争バンクフルト合衆国戦。この戦には財界陣が注目していた。片や国を守り発展させようとする者、片や新興国に負ければ銀行の信用に関わるため負けられぬ者。果たして勝敗の行方は如何に・・・
魔界時間10:00 シルフィード王国・バンクフルト合衆国国境ゴールドラント山脈
《戦場 山脈内 ラッシュ盆地》
VIP観覧席
シエル:これから始まるようね♪
浅葉建設社長:今回は間に合いましたな。
シエル:ええ、なんせあのバンクフルト合衆国との戦でしょ?メインバンクに持つウチにとって見逃せない一戦じゃない!
シャルロット:バンクフルトにメインバンクにしているのは貴女のトコだけじゃなくってよ♪
シエル:シャルロット!
鴉丸:財界の2大巨頭のお出ましですか。
浅葉建設社長:貴方は⁉︎黒鴉建設グループの鴉丸信二!
シャルロット:この戦でシルフィード王国が勝てばバンクフルト合衆国は国内・・・いいえ、魔界宇宙第2位の銀行都市『ファンドレートシティ』を丸ごと失う事になる。
シエル:勝てば私達の大きな利益に、負けても『損』は無し。
鴉丸:どうやら、あちらさんもこの一戦は気になっている様ですね♪
シャルロット:あの方々は!『トゥエルヴ』魔界宇宙財界最高権力も来てるっていうんですの⁉︎
武崎アナ:全魔界宇宙の国土争奪戦争ファンの皆様お待たせしました!これよりシルフィード王国VSバンクフルト合衆国の戦ここに開幕であります‼︎
審判:それでは両国魔王前へ!
アリス:宜しくおねがいしますね。ギリウス・G・バンクフルト大統領閣下♪
バンクフルト大統領:こちらこそ、正々堂々いきましょうアリス・シルフィード女王陛下。
審判:それではシルフィード王国側、ゴルドラド地方のエリアフラッグと領主キリカ・ジェラルド侯爵閣下を前へ。
壇上に上がるキリカ
キリカ:陛下!勝ってくれると信じてます‼︎
優しくゆっくり頷くアリス
審判:バンクフルト合衆国側、ファンドレートシティのエリアフラッグとアスカ・鈴峰市長を前へ!
アリス:鈴峰⁉︎
風華:どういう事だ麗華!
麗華:あの人はウチの姉さんどす。
アリス:え?あ、姉⁉︎
壇上に上がるアスカ
アスカ:ウチの妹がお世話になっとりますぅ♪
審判:それでは先攻バンクフルト合衆国、先鋒を前へ!
壇上に上がる眼鏡の東洋系の老紳士
武崎アナ:こ、この方は!かの関東大震災の救世主、後藤新平だーー‼︎
アリス:いきなりUR級の偉人⁉︎
中編へ続く・・・
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます