第98話画家とマチルダ
新たに仲間となったフランスの女流画家マリー・ローラサン。バンクフルト合衆国戦に参戦する事となり、彼女は衝撃的な出会いをする。
魔界時間10:00 王城
マリー:ここが旧約聖書に登場する悪魔達の住む魔界なんて未だに信じられないわ。
マチルダ:ん?この匂い。アンタ、人間か?
マリー:おおおおおおおおおお!
マチルダ:?
マリー:3mの長身にオイルを塗った様な黒褐色の艶やかな肌!鎧の如き重厚な筋肉に巨大な乳房と尻!長い鴉(カラス)の濡れ羽色の髪!それに加えてその美貌!神が創りたもうた究極の肉体!まさに『生きた芸術』描きたい!いや、彫刻も捨てがたい!嗚呼!芸術家の血が騒ぐ‼︎
マチルダ:ええ⁉︎
麗華:ほほぉ!マチルダはんの良さが判るお人がいるとは♪実はマチルダはん意外にも『生きた芸術』はおるんえ♡
マリー:なんと!その女性(ヒト)の名はマチルダというの⁉︎それに他にも居るとは一体誰?
麗華:元王国軍将軍にして現東方エリア。ゴルドラド地方領主キリカ・ジェラルド侯爵。純血のオーガ族で、その身長3mにして白い肌、これもまた重厚な筋肉にワインレッドのショートヘアにいつまでも眺めていたくなる美貌に似合う鋭い目。こちらも負けじ劣らずの巨大な乳房と尻。そして立派な角。嗚呼!想像しただけでももぉ♡
マリー:そ、そんなにもなの⁉︎
麗華:ここに2人の脱ぎたての下着があるんやけど、どうえ?
マリー:芸術家としては興奮するが、私、貴女の様な変態とは違うから。
麗華:なぁんや、おもろない。・・・・・はっ!殺気!
風華:こっちは非常に面白いけどねぇ♪
麗華に手錠をかける風華
風華:下着ドロの現行犯だな♪連行しろ!
麗華:あ〜ん!風華はんのいけず〜!
マチルダ:・・・・・・・・はぁ
マリー:あ、あの
マチルダ:ん?
マリー:絵を、絵を描かせてくれませんか?
マチルダ:私をモデルに?
マリー:は、はい!
マチルダ:まぁ、麗華よりは遥かにマシか。良いぞ♪
マリー:おお〜!では私の部屋で裸になって下さい♪
マチルダ:まさかのヌード⁉︎
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