異世界に召喚されたら職業:スライムだった件〜罠にはめられた僕が出会ったのはホームレスなダンジョンマスター〜 福音 希望様

 米津玄師のアルバムは、やはりいいですね。


 春雷をヘビーリピートしそうな予感。




 異世界に召喚されたら職業:スライムだった件〜罠にはめられた僕が出会ったのはホームレスなダンジョンマスター〜

 福音 希望様


 https://kakuyomu.jp/works/1177354054884072270


 これぞ異世界召喚。まさに現在の流行り物をぶち込んだような、流行を隈なく取り入れていくスタイル。


 いいですよー、PV数もけっこうなものですし、色々な方に親しまれている、汎用的で興味を惹く魅力の詰まった物語といえるでしょう。


 異世界召喚といえば、主人公がもつチートスキルが目立つものですが、スライムて。


 最弱の代名詞たるスライムのような能力は、その世界の子供にすら負けます。


 知恵を使ってダンジョンを発展させて、あり方としては正反対な脳筋チート級のダンジョンマスター美少女と物語を進めていく。


 もうトレンドといっても過言ではない。


 そして仲間になるのは奴隷少女も流行りの一つですね。


 そして、獣人も仲間にくわわります。ロリの!


 イェーイ。




 で、もうお分かりでしょうか(テンションの落差)。




 ついに、




 まーたねこ



 みみ




 でーーーーーーす。



 すいませんもはやここまでくると待ってました。


 異世界ファンタジー物を読むたびに、「でるかな?でるかな?」ってもはや期待してました。

 犬耳少女と猫耳少女がセットでご登場。よくばりセットです。


 もう猫耳題材にして短編なんか書いてやる。ええ。


 絶対に萌えないやつをだ(決意)。


 とはいえ、人気の出そうな要素を取り揃えた作品。何かしらのきっかけがあれば、爆発的に流行るのではないかと、期待しております。





 何度となく謝罪と土下座を繰り返してきた私ですが(それほどでもない)、


 今回は本気で謝らなければなりません。


 一応どの作品でも読ませていただく。


 今回途中で感想に入らせて頂いた作品は、いずれも区切りの良いところまで読ませて頂きました。そして一旦やめた理由は時間的制約のみです。


 いずれ続きを読ませて頂くという心情のもとでやらせて頂いております。


 しかし今回初めて、





 2章を最後まで読んで、自発的に読むのを辞めました。





 あくまで、一個人の社会に影響を与えない感想です。確認として、再度書かせて頂きました。


 理由を語るのに、少しだけネタバレを含みます。





 二章の敵は、とてつもない強敵が出現します。

 チート級の強さを誇るヒロインですらも危うく、この世界において伝説クラスのパーティ4人の力を持って、やっと追い返せたと称される故に、作中最強クラスの敵であると考えられます。


 そんな最強に倒されてしまってはもちろん物語として終わってしまうので、なんとかするのですが。


 最弱と思われていた主人公の能力も、まあもちろん工夫や使いようですね。

 それでなんとかなるのは物語の必然なのですが、




 強くなりすぎていたのですよ。


 最強クラスの敵を強くなりすぎて制する。


 別に悪いことであるとは感じないのですが、


 じゃあその後のバトル展開を続けるのならば、どこに強敵を求めるのでしょうか?


 主人公のレベルが元に戻ったり、主人公のスキルの天敵がでてきたりということで、簡単には勝たせないことはできるでしょう。


 ただ、今回の敵が雑魚になるくらいに周りの能力もインフレしていくのであれば、それは興ざめです。

 この苦労はなんだったのか。


 そして今回みたいに強くなる方法が開発されたことで、レベルが下がったとしても、また上げ直しも可能でしょう。

 何らかの制約で使えなくなっても、色々理由をつけて最終的にはこのやり方に頼ることになる可能性が高そうだと、勝手に推測しました。


 つまり、私の中で物語における最大限に盛り上がる場面が、終わってしまったように感じたのです。


 まだまだ続いていくであろう物語を、見ていけば感想も変わる可能性はありますが、


 この時点で満足していまいました。


 私の感想が正しいわけではないですし、何度も言うようにどうしても好みの問題であるため、気になっていく方も大勢いると思います。


 ただ、読ませて頂いたことで、また一つ学びがありました。


 ありがとうございました。




 改めて、異世界を冒険しますとタイトルで宣言している物語は強いですね。


 PV数を見て驚愕ですよ。


 私の一番読まれている拝見魔王様なんて、600PVいってないですからね(また傷を抉っていくスタイル)。


 書きたいものと時代の求めているものは違うということを、顕著に思い知らされます。


 まあでも、自分の書きたくない人気が出そうな物語を書くくらいなら、おそらく書くことをやめるでしょう。


 そう考えている私は、決してプロには向いてなさそうですね。


 だからこそ、楽しいです。

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