ドラゴン・龍・ワイヴァーン・バジリスク

・ドラゴン Dragon

種別:ドラゴンまたは幻獣

 鱗に覆われた蛇の様な細長い身体に、四肢または一対の足を持ち、背中には一対の蝙蝠の様な羽を持つ姿で描かれる。鱗の色は基本的に赤で、それ以外に黒、青、白、金、銀などの色で描かれる事もある。

 多くの場合火を噴くブレス能力を持ち、火以外にも冷気、雷撃、酸などのブレスを吐く場合もある。

 作品によっては角など突起物が多く、装飾過多な姿で描かれる事もある。

 強さは作品ごとに様々であるが、多くの場合強力なモンスターとされる。

 永遠ともいえる寿命を持ち、高い知能を持つとされ、人と会話ができ、時には魔術を使うこともできる事もある。

 ドラゴンには様々な種族が有るとされる事が多く、ただ「ドラゴン」というモンスター名で登場することは非常に少ない。

 強大な悪の存在とされる事も多いが、知識を持つ賢者、悪に立ち向かう勇者としても描かれる事がある。



・龍 Dragon

種別:ドラゴンまたは幻獣

 鱗の覆われた蛇の様な体に、四肢を持ち、角と髭を生やした姿たで描変える、東洋のドラゴン。西洋のドラゴンを「竜」、東洋のドラゴンを「龍」と分けて表記するとされる事がある(竜は龍の略字)。上記のドラゴンの様に火を噴く力などを持ち、羽は無いが空を飛ぶことが出来るとされる。

 上記のドラゴン同様に巨大な悪とされる事もあれば、知識を持つ賢者などとして描かれる。

 総じて非常に強力な力を持つとされる事が多い。



・ワイヴァーン Wyvern

種別:ドラゴンまたは魔獣

 ドラゴンの様な姿を持つモンスター。多くの場合、ドラゴンと違う点として、前足を持たない事と、尻尾に毒を持つなどで差別化される(通常のドラゴンでも前足を持たないこともある)。ドラゴンとは異なりブレス攻撃を持たないとされる事が多い。知能はドラゴンの様に高いというわけでは無く、動物と同程度か、少し高いくらいとされる事が多い。

 それなりに強力なモンスターとされるが、ドラゴンの様な伝説のモンスターとされる事は少ない。

 ドラゴンの血を引く、ドラゴンの退化した姿とされる事が多くある。



・バジリスク Basilisk

種別:魔獣またはドラゴン

 巨大の蛇の様な姿に八本の足を持つ姿で描かれる。バジリスクに睨まれると石化してしまうという、強力な能力を持つ。反面、動きは非常に遅いとさせる。

 バジリスクの体液はバジリスクの石化を解除する力があるとされ、石化したものを食べた際、胃の中で元に戻るとされる。そして、バジリスクを倒した際はその血液などで、バジリスクの石化を解除できるとされる。

 非常に強力なモンスターとされ、バジリスクの巣の周りには石化された犠牲者の像が立ち並ぶとされる。

 多くの場合、魔獣に分類されるが、鱗を持つモンスターということからドラゴンとされる事もある。

 ウィーゼルやフェレットはバジリスクの石化に対して耐性を持つとされる事がある。

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