12. ちょっとした話し方について②

「ええと、そうそう。さっき何の話してたの?予定の話してたみたいだけど」

「さっきですか?」


さっきっていうとご飯の話よね。忙しかったりしてまだ行けてないやつ…うー、考えたら早く行きたくなってきた。


「さっきは…」

「あれね?…」


説明しようとしたら二人同時に喋ってしまって口が止まった。気になって彼の顔を見ると、ちょうどこっちに目を向けたところで向き合う形になる。

…なにかしら、このむずがゆい感じ。悪くない気分ではあるけれど、智美もいるし話進めないと。


「さっきのはご飯の話。今度和食食べに行きましょ?って話をちょっと前にして、それから会えてなくて、ついつい話しちゃってたのよ」

「和食かぁ…二人とも好きなの?和食」

「うん、好きよ?美味しいじゃない」

「僕も好きです。煮物とか美味しいですよね」

「わかるわ。かぼちゃの煮物とか甘くて美味しいし」

「あー!わかりますそれ!よく煮てあるのって味も染みてて口の中でほろほろ崩れるんですよ」

「私はかぼちゃより大根の方が好きかな。煮物といえば大根でしょ!」


大根、いいわね。ブリ大根とか美味しいし代表的なのにはおでんもあるし。じっくり味染み込ませた大根ってほんと美味しいと思う。


「大根もいいですねぇ」

「そうそう。大根ってもともと味薄いし芯までしっかり染みるから、すっごく美味しくなるんだよ」

「煮物には使われること多いものね。他だと里芋とかあるかしら」

「里芋の煮っ転がしとかありますね」

「お芋だったら肉じゃがもそうかな?」

「そうね」

「…こうして考えてみると煮物って種類多いんですね」


改まって頷く彼を見て、料理に思いを寄せる。

智美が言ったような肉じゃがからかぼちゃ、大根といった野菜の煮物。魚の煮つけもよく聞くわね。でもあたしは野菜の方が好きかも。種類だって多いでしょ?


「料理の話してきたけど、お二人さん好きな食べものなに?」

「いきなりね」

「うん。藍崎さんは当然だし、日結花ちゃんともこういう話したことなかったから。せっかくだし?」


"ね?"と軽い笑みを浮かべた。

…実際、智美と私生活の話はあんまりしてこなかった。というかだいたいの人と込み入った話はしてこなかったと思う。

お仕事の話は色々しても、プライベートな細かい話はあんまりしてきてないわ…。他所に意識を向ける余裕がなかったのよ。


「僕は鶏肉料理ですね。焼いたり揚げたり蒸したり、どれでも好きです。部位も腿胸手羽とだいたい好きですよ」

「へー、牛とか豚じゃなくて鳥なんだ」

「はい、歯ごたえとか味とか色々込みで鶏肉が一番なんです」

「郁弥さん鶏肉よく食べるの?」

「はい、以前は母がよく作ってくれましたし、今は外食で食べることが多いですね」

「藍崎さんのお母さんって料理上手なの?」

「う、うーん、他の人を知らないから何とも言えませんけど、色々作ってはくれてましたよ?連休に帰ると手の込んだもの作ってくれてましたし」


これは料理上手そう。ていうか郁弥さん一人暮らしなのね。連休に帰るとって言ってるし。この人栄養バランス悪く…はないわね。案外しっかりしてそう。サラダとか毎日食べてそうだわ。


「いいなー羨ましい」

「智美のお母さんってお料理だめだったの?」

「そうなんだよ。大雑把というかテキトウというか。凝ったものを作ろうとしなくって」

「あー、レパートリーですか」

「うん、そう」


料理のレパートリーは人によるとしか言えないわね。さっきの話からすると郁弥さんのママは作る料理の種類もたくさんで、時間かけるものでも作ったりしてるみたい。智美はその逆。


「そういう性格でしょうし、諦めなさい」

「うぅ、もう諦めてたよ。日結花ちゃんのお母さんはどうなの?」

「あ、それ僕も聞いてみたいです」


落ち込み気味に声のトーンを落としてあたしに尋ねてきた。便乗するように顔をこちらに向ける郁弥さん。


「ママはお料理得意よ?趣味が料理みたいなものね。ほんとに色々作ってくれるわ。あたしもちょっとは手伝ったりするし」

「おお、日結花ちゃん料理できるんですか。さすがですね」

「えー!?日結花ちゃん料理できるの?うそー!」

「えへへ、ありがと郁弥さん。それと智美。怒るわよ」

「い、いやあはは。だってできなさそうじゃん」


失礼な。郁弥さんを見習って欲しいわね。きらっきらに目を輝かせてあたしを見つめてくる彼を……これはこれで恥ずかしい。好んで浴びたい視線じゃないわ。


「藍崎さんはどうしてそんなに簡単に信じられるの?だって日結花ちゃんだよ?」

「む…」

「うーん。むしろ僕からしたら日結花ちゃんは料理できそうとしか思えませんよ?」

「うっ、贔屓ひいきだよ!それ!」」


贔屓って…あながち間違いでもないか。今だってさらっと褒めてくれたもの。

嬉し恥ずかしで頬が緩む。

…でもこれ、あたしがある程度には料理できるからよかったのよね。全然できなかったら…きつかったわ。…郁弥さんのことだから料理できないって言っても笑顔で受け入れてくれそうで、その優しい気遣いが辛そう。


「それより郁弥さんは料理するの?一人暮らしみたいだけど」

「あれ?言いましたっけ?僕が一人暮らしって」

「ええ。さっき連休に帰るとか言ってたし、そうかと思ったのだけど…違った?」

「いえ、違いません。そうですね…料理ですか。正直ほとんどしませんね」

「だよねー、私もしないもん料理」

「あんたはした方がいいでしょ」

「ほとんどしない僕が言うのもなんですけど、した方がいいとは思いますよ?」

「私もしようとは思ってるんだよ?でも結局やらずじまいでさー。ほら、時間がないっていうの?」


取り繕うような言い方。

これはあれね。やろうやろうって思い続けて最後までやらないやつね。智美のママの話からすると、智美自身にも順調に血が受け継がれているみたい。喜べない話だわ。


「並木さんって実家暮らしですよね?それならこれから頑張ればセーフですよ」

「ん?私一人暮らしだよ?」

「「え?」」

「え?」


……すれ違いができてた。母親と一緒に暮らしてるような口ぶりだったから、てっきり実家暮らしだとばかり…。郁弥さんの方もあたしと同じ勘違いをしてたみたい。

三人揃って怪訝な顔をする。


「あんた一人暮らしだったの?」

「そうだよ?だから藍崎さん食事とかどうしてるのか気になってねー」

「僕の食事ですか?」

「うん。私も料理しないし外食多くてさぁ。栄養バランスとかあるでしょ?その辺」

「あたしもちょっと気になる。郁弥さん食事ってどうしてるの?」


ナイス智美。さっき聞こうと思ったことをちょうどよく尋ねてくれた。


「スーパーで買うことが多いですかねぇ。ご飯だけ家で炊いて出来合いのおかずを買ってきます。あとカットサラダとか冷凍野菜ですね。漬物もたまに買いますけど。割と栄養バランスは気にしてるんで色々買ってますよ」

「へぇー。お弁当は買わないの?私はおかずってあんまり買わないなー」

「買わないですね。家てご飯炊くだけで値段も結構安くなりますし」

「郁弥さん外食はしないの?」

「それもしないですね。昼はすることも多いですけど、夜は家で食べます」


なんとなくわかってた。食生活はしっかりしてたわね。

スーパーとかに行けばわかるけれど、たしかにお惣菜は種類多いしお弁当より安上がりになるはず。


「私もそうしてみようかなぁ。外食ばっかじゃ身体に悪そうな気がしてきた」

「せっかくだしお料理始めてみれば?」


真剣な顔でぽつりと呟いた智美に料理を勧める。男女問わず料理ができるに越したことはない。

人に振る舞うときは楽しいし、食べて喜んでもらえたら嬉しい。あたしはまだ人に食べさせたことないけど。


「そうだね。できたらするよ」


答える智美に郁弥さんと目配せして小さく頷き合った。

何を言ってもこの子には意味がないと。絶対一人じゃやらないし、そこまで面倒見切れないから諦めようって。


「そういえば郁弥さん。そろそろため口でもいいんじゃない?そもそも従兄弟なんだし敬語なんていらないわよね。智美もそうは思わない?」

「私も気になってた。二人とも距離近いのに敬語だから違和感あるんだよね。ちょっとだけ」

「やっぱりそうよね」


チラリ、と彼に視線を送ると思ったより冷静。軽く苦笑いする程度の反応で、以前とは比べ物にならない自然体。

…さすがに何回も会って話してればこうなるか。当然っちゃ当然ね。ほっとした。


「そう、ですね…ここまで打ち解けてるのに僕が敬語じゃ失礼ですね……じゃあ、日結花ちゃん。これでいいかな?」

「~~~っ!」


声にならない声が出た。ドキッとして嬉しくて、思考が上手くまとまらない。ただ身体がじんわりあったかくて頬が熱い。

…あたしが照れるのは仕方ないけど、郁弥さんが恥ずかしがるのはおかしいと思う。


「そうそう、それなら違和感ないね」

「そ、そうね。うん」

「あ、あはは。まだなれま…慣れないなぁ」


どうにも新しさがあってお互いぎこちない。…やっぱり敬語取り払うと距離近くなるわ。深く考えたことなかったからちょっと新鮮。


「そうだ。郁弥さんサイン渡してなかったわねっ。ちょっと待ってて?取ってくるから」

「あ、そうだったね。お願いするよ」


ささっとすぐ隣のデスクに置いてある色紙を取り上げて彼のいる場所に戻る。


「はいっ、いつも応援ありがとうございます!」


色紙を両手で持って差し出す。もちろん満面の笑みなパーフェクトスマイル。


「あ、いや、ありがとう」


頬を赤くして目をそらしてくれた。

ここまで照れてくれるとやった甲斐があるってもんだわ。でもあたしの方まで恥ずかしくなってくるから、ちらちら見るのはやめて。


「他の人の営業スマイル見ることあんまりないけど、やっぱすごいねー。よくこんな笑顔できるなぁって思うよ」

「あんただってしてるのよ?それ」

「身に着いちゃってるんだよね、たぶん。自然体でいつの間にかやってる感じ」

「僕も愛想笑いはしますけど、そんな頻繁に使うわけでもありませんから…。お二人ともすごいですよ」

「あはは、そんな進んで身に着けたいものでもないと思うけどね」

「自然体の方がいいわよ。親しい中ならそんなのいらないし」


時と場合によっては友達だろうが家族だろうが必要になることもある、とは思う。

あたしとしては、お仕事以外で使いたいものじゃないけど…。そもそも友達とか家族に対して営業スマイルってすぐばれるでしょ。特にあたしなんてママもパパも営業スマイルくらい軽く使うのよ?


「…うーん」

「どうかした?」


突然難しい顔をしてうなる智美。あたしが先に声をあげたから郁弥さんは閉口して、あたしと二人で智美の話を待つ。


「藍崎さんの口調に違和感が消えなくてね。ほら、私には敬語で、日結花ちゃんにはため口じゃない?だからこう、微妙な違和感というか釈然としないというか」


あー、言いたいことはわかるかも。同時に敬語とため口を使っているからイマイチピンと来ないのよね。話すときに統一しちゃえば別に何も感じないんだと思う…たぶん。


「それはすみません。自分では意識していなかったもので」

「なんとなくわかるけど、智美が郁弥さんは敬語やめた方がいいって言ったんじゃない」

「うん、それはごめん。で、どうしよう。どっちにしても違和感あるんだよねー」


困ったわ。これは智美に限った話じゃないから、今のうちに解決できるならしておきたい。毎回似たようなやり取りするのも面倒だもの。


「あ、そうだ。私にも敬語なくせばいいんじゃ」

「それはだめ」


つい反射的に拒否しちゃった。特に深い意味はないのよ?ただ、あたしだって敬語なくしてもらうの結構時間かかったのに…短時間でなんてずるい。


「どうして日結花ちゃんがだめっていうの?」

「どうしてって…」


純粋な疑問で最もではあるんだけど…上手く言葉が出なくて詰まる。

助けを求めるように郁弥さんの方へ視線を向けると、優しく微笑んで小さく頷いてくれた。


「ほら、僕が敬語なくすの時間かかったじゃないですか?これ、日結花ちゃんにだけじゃなくて他の人もだいたいそうだったんですよね。以前日結花ちゃんにそのことを話したから、先に言ってくれたみたいで。ありがと日結花ちゃん」

「う、ううん、どういたしまして」


あたしに気を遣ってつらつらと説明してくれた。他の人の敬語がどうとかなんて全然話されたことないから、彼が咄嗟とっさに考えてくれたことがわかる。

どうしよう、嬉しい。あたしのために行動してくれたのがこんなに嬉しいなんて思わなかった。


「それで、僕が基本的に敬語使えばいいと思うんですよね。少し崩れた敬語はいつも使ってますし、これがやりやすいんじゃないかと」

「そうだねぇ。藍崎さんは敬語似合ってるかも。話し方とか雰囲気とか柔らかいから。で、日結花ちゃんなんだけど」


智美はほんわりと小さく笑ってから一言区切る。それからこちらに顔を向けて口を開いた。


「日結花ちゃんの距離が近すぎるんだと思う。親戚感とでもいうのかなぁ。話してるとすっごい仲良さそうに見えるの。だから敬語だと違和感持っちゃうわけ。うんうん、これだよ」


あたしに伝えると共に自分でも納得したようで一人頷いている。と同時に郁弥さんは"あーなるほど"とでも言いそうな納得の表情を浮かべて小さく頷いていた。

…そうだったのね。全然気づかなかった。意識したことなかったし、そもそも親戚じゃないし。そんなに距離感近かったんだ…。


「あ、あんまり意識してなかったわ。そんなにわかりやすかった?」

「うん。すっごくわかりやすいよ。普段の日結花ちゃん知ってる人ならみんなわかるんじゃない?」


普段のあたしか…そこまで考えてなかった。

第三者を交えての会話をするのが初めてだからかな。あたしと郁弥さんとで、今までは他の人も一緒に話す機会がなかったから。


「日結花ちゃんさ。ドライじゃない?冷静というか、冷めてるというか。その辺強いと思うよ。藍崎さんもそう思うでしょ?」

「そこで僕に回しますか」


彼の方を見ると驚いた顔をしていて、あたしと目が合えばニッコリ微笑んで頷いて見せた。

この自信ありげな表情は嫌な予感がする。


「並木さんとは立場が違いますから印象も違いますよ。話していてもそこまで冷めてるとは思えませんし。むしろ僕からしたらよく笑う笑顔が可愛い女の子です」

「そんな…いやでも今日の日結花ちゃんを見てるとそう思えちゃうかも」


不思議そうにあたしを見てくる。

…ごめん智美。あたし、今そんな余裕ないのよ。それもこれも郁弥さんが"笑顔が可愛い"とか言ってくるから…。顔が熱くてしょうがないっ。


「…ええと、智美。なにか言いたいことある、の?」


あたしの笑顔が可愛いのなんて知ってるわよ?だってあたしだもの。だからべつに郁弥さんに言われたぐらいでどうとか思うことないのよ。ほんとは…ほんとはそのはずなんだけど、なんかすっごい恥ずかしいっ!嬉しいのは嬉しいのに…いつもそんな風に思われてたなんて恥ずかしさでどうにかなっちゃいそう!…落ち着くのよ日結花。頑張って落ち着きなさい…。


「…藍崎さん。私の知ってる日結花ちゃんはこんなに赤くなったりしないよ」

「そうなんですか?僕の知ってる日結花ちゃんはだいたいこんな感じですよ?」

「そうなんだ…なんか不思議。やっぱり親戚だと違うのかな。ほら、藍崎さん日結花ちゃんと話すこと多いみたいだし」

「うーん。どうなんですかね。共通の親戚があんまりいませんから」

「そうなの?」


共通の親戚なんているわけないでしょ。郁弥さんごめんなさい…わざわざごまかしてくれてありがと。


「親戚っていっても父方と母方がありますから」

「あー、そうだね。じゃあたくさん話してると変わる感じかな?」

「あはは、そうかもしれませんね」

「まあ私も日結花ちゃんと頻繁に話すわけじゃないからわかんないなー」

「え?そうだったんですか?」


たしかに智美の言う通りお仕事以外じゃそんなに話さない。

声者同士でもあんまり話すわけじゃないのよ。中には話す人もいるけどね。あたしだって仲良い人はいるし。たまにお仕事終わりにご飯行くから、これでも智美とは仲良い方なのよ?


「日結花ちゃん忙しいからねー」

「それは…納得です」


二人してあたしを見つめる。

二人が話している間にあたしも落ち着いて、すっかり元に戻った。もう大丈夫。


「な、なに?」

「日結花ちゃん。頑張ってね」

「日結花ちゃん、頑張りすぎないでくださいね」

「あ、ありがとう?」


同じようで反対の応援をもらった。

忙しいっていうのもあるにはあるんだけど、それだけじゃなくて…ほとんどの人が年上だから友達っていう感覚持てないのよ。精神的疲労が…早く年をとって年下だらけになりたいわ。


「そうすると藍崎さんの前では素の日結花ちゃんが見れるってことかな」

「嬉しいですね、それは」

「素もなにもいつもと変わらないわよ」


特に変わりなんてないわ。接してる時間が少ないことと、そこまで仲良くないことがあるから変わってるように思えるだけ……郁弥さんの前だとちょっとは照れたりしてるけど。


「それより、そろそろ解散しましょ」

「そうだね。藍崎さん今日はありがとう。おかげで日結花ちゃんとの距離縮んだよ」

「あはは、それはよかったです。こちらこそありがとうございました」


思ったより話し込んじゃったから解散しようと言って、二人が挨拶を交わす。

距離…縮んだかしら?…なんにしても今日はこれでお仕事も終わり。


「郁弥さん、今日はお疲れ様。色々話せて楽しかったわ」

「僕もです。また話しましょう」

「ええ、後で連絡するわ」

「うん、それじゃあね」

「藍崎さんじゃあねー」

「並木さん、日結花ちゃん。今日はありがとうございました。お疲れ様です」


最後に挨拶をして別れる。

ふふ、もう連絡手段はあるのよ。ちょくちょく連絡してたし、もう連絡がどうとか次がどうとかで心配することはないわ。

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