それぞれの明日へ向かって

神無月 怜華

第1話 主人公

かつて地球より遠く離れた宇宙の果て・・・「アスガルド」という惑星にて、

星を喰らいつくす制裁の神と恐れられる「グラン・ゼウス」と壮絶な闘いを繰り広げた主人公とその仲間たち。

その激闘の末、勝利した彼らは、元々滅びが近づいていた惑星アスガルドに別れを告げ、それぞれの星へと帰還することとなり、

仲間たちはそれぞれ別の道を歩んで行くこととなる。

今作はそんな彼らのその後を描いた物語である。


※ここで主人公を紹介したいと思います。

☆主人公☆

名前『リュード・クロスラッシュ』

年齢 28

身長 176

体重 69

使用武器 「剣」「武闘」「闘気を具現化させた光り輝く武器」

種族 地球人(西方アレクサンドル王国レムナス街出身)


備考・・現世界でいう欧州の戦士で、滑るような白い肌、そして金色の髪の毛に南国の透き通った海のような青い瞳を持つ。無駄を省いた細身の筋肉質でスラリとした体形を持ち、剣術と武闘の両方を得意とする。

前作、そして今作の主人公で、世界的にも知名度のある戦士の息子だった。

だが、父親はリュードに武芸の強要はしなかったため、

リュード自身も父親から武芸の手ほどきを受けたことがないまま、リュードが22歳の時に父親は武術大会の世界一を決めるトーナメントに出場したが、準決勝で不慮の惨敗。そしてその時に負ったケガが致命傷となり、他界。

それまでは武術にはあまり関心が無いリュードだったが、

父親の死を目の当たりにし、初めて武術を志すようになり、父親の悲願だった武術大会の世界一トーナメントで自分が優勝することを心に誓う。

・・・だが、世界の壁は想像以上に高く、初めて24歳の時に出場した大会では準決勝で敗退。

前述のグランゼウスとの闘いのあと、地球に帰還して3か月後に運良くシード権を手に入れ、参戦することが出来たものの、

2年以上地球を離れていて、地球へ帰ってきた彼の体が地球の大気に適すまで本調子ではなかったため、またもや準決勝で敗退。

地球へ帰還したのち、後述するヒロインと結婚を果たしたリュードは次の武術大会で優勝するため、修行の旅へと出たのであった。

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