詩集・風の刻印【解説】

厳冬の惑星

地球文明と、地球そのものの在り方を詩に起こしたもの。これと同タイトルの小説があるが、内容はリンクしていない。地球に住む人類の文明がどこから来たのか、文明そのものとはどういうものなのか。人類以前に地球に住んでいた、地上の支配者はどのように生きていたのか。地球は、宇宙の中にあってどのようにふるまっているのか。そのすべてが詩の中に起こされている。タイトルは、氷河期に生まれた哺乳類を連想させるために「厳冬」としている。