第7話:メインプレイ:ミドル6
GM:さ、次は昭人のミドルシーンだ。
悠と合流して、事情を説明するシーンですね。
昭人:シーンイン! (コロコロ)3点上昇、79%!
GM:さて、繁華街での戦闘が終わった後の展開ですが。後始末をクマに任せ、君たちはそれぞれ、ローザは襲撃者の捕縛に、昭人は悠への事情説明に向かった。
ちょうど用事を済ませ、悠は君と合流した。事情を知らない彼は何やらご機嫌のようだ。
悠(GM):「やぁ、本当に助かったよ。(こっそりと)実は、菜々子の誕生日プレゼントを用意していたんだ」
昭人:「…………」 押し黙っている。
悠(GM):「それで、菜々子は? 見当たらないけど、トイレにでも行ってるのか?」
昭人:「……ごめん」
悠(GM):「え……? それは、どういう……」
昭人:「……菜々子ちゃんが、さらわれた」
悠(GM):「さら、われ、た……? 待ってくれ、一体どういう……何があったんだ」
昭人:「~~~~」 かくかくしかじか。
悠(GM):「なん……だと……!? 菜々子が……さらわれた……っ!」
GM:悠はしばらくうつむいた後、ガバリと顔を跳ね上げ、君の胸ぐらを掴んでくる。
昭人:「……っ!」
悠(GM):「どういうことだ……なんで連れて行かせた! あの子を頼むと言ったはずだ! 君はそれに、頷いてくれたんじゃなかったのか!」
昭人:「……力は尽くしたよ。友達のオーヴァードも駆けつけてくれて、一緒に対応した。でも……相手の方が一枚上手だった。
一瞬の隙にさらわれて……こっちからは手出し出来なかったんだ……ごめん」
悠(GM):「そうか……いや、すまない……これじゃ八つ当たりだ。君が頼みを果たそうとしてくれた事はわかる……世話になった」
GM:それだけ言い残し、悠はフラフラとどこかへ向かおうとするね。
昭人:「待って。どこに行くつもり? アテがあるの?」
悠(GM):「アテなんてない……それでも、絶対に誘拐犯を見つけ出して、菜々子を取り戻す。
あの子は大切な家族で、俺はお兄ちゃんなんだ……俺が、守ってやらないと……!」
昭人:「……これは提案なんだけど」
悠(GM):「……何かな」
昭人:「今、俺の友人が菜々子ちゃんをさらったFHについて調べてる。友人はUGNなんだ。
よかったら、俺たちと一緒に行動しないか。俺は……菜々子ちゃんを助けに行くつもりだから」
悠(GM):「昭人……確かに、UGNの力を借りられるなら……頼む、俺に力を貸してくれ!
菜々子を助けてくれ……!」
GM:そう言って、悠は深々と頭を下げてくる。
昭人:「……頭を上げてほしい。元はと言えば、守りきれなかった俺の責任なんだから。
一緒に、菜々子ちゃんを助けに行こう」
悠(GM):「すまない、ありがとう……大したことは出来ないけど、必要なだけ、俺の力を使ってくれ」
GM:と、いうわけで。ここで悠のNPCアシストを開放するぞ。
●NPCアシスト:堂上悠
・Dロイス「雷帝」
タイミング:ダメージロール直前
効果:その攻撃のダメージに+3Dする。1シナリオに2回。
GM:では、このシーンを終了しましょうか。
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