第7話:メインプレイ:ミドル5-1

GM:では次のミドル。まずは昭人、登場を。ローザは後で登場タイミングを指示します。

ローザ:はーい。

昭人:シーンイン! (コロコロ)5点上昇、60%! 並だね。いい感じ。

GM:では視点を移動して、場面は繁華街に戻る。昭人、君はここまで無事に菜々子を守りきり、後は悠の帰りを待つのみ……そのはずだった。

 ここで、何者かが《ワーディング》を使用。君以外の登場人物を行動不能にする。これには菜々子も含まれます。

 「知覚」判定に成功していた昭人は、何かが……例えば、何者かによる襲撃などが起きても即応できるぞ。

 ちなみに、知覚失敗時には行動済みになってもらう予定でした(笑)

昭人:えげつない……(笑)

GM:さて、唐突に展開された《ワーディング》。そして、それに合わせるように、動きを止めた人混みから数人のオーヴァードが飛び出してくる。

昭人:「……来たか。誰かな? ずっと付け回してたみたいだけど」

敵性オーヴァード1(GM):「へへ、ようやっと見つけたぜ! まさか“特異点”がこんなガキだとは――」

敵性オーヴァード2(GM):「おいバカ、余計なことを喋るんじゃねえ! 黙って手だけ動かせばいいんだよ!」

昭人:「……“特異点”?」

敵性オーヴァード3(GM):「おい、なんかオーヴァード(昭人)が一緒にいやがるぞ」

敵性オーヴァード4(GM):「構いやしねえ、まとめてやっちまいな!」

敵性オーヴァード1~3(GM):「「「イーッ!」」」

GM:と、いかにも三下な謎の集団が昭人と菜々子めがけて襲い掛かってくる。といったところで、お待たせしました。ローザ、かっこよく登場してどうぞ。

ローザ:かっこよく……じゃあ!

 空中に開いたゲートから、牽制で地面に射撃しながら桜華さんと三下集団の間に回転着地するよ!

昭人:「っ!? ローザさん!」

ローザ:「桜華さん! 無事!?」

昭人:「う、うん、大丈夫」

ローザ:「ふぅ、心配したよ。とりあえず今は――」

敵性オーヴァード1:「けぇ! 誰だか知らねえが、邪魔者は八つ裂きだぁ!」

敵性オーヴァード2~4:「「「イーッ!」」」

昭人:「……うん、そうだね。まずは目の前の相手をしないと」

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