ローザ：立ち上がって、ローザシャドウを見返しながら。

「私はまだ死ねない。信じてもらえている限り！

　お前も、そうでしょ？　シュバルトリリス――」

　こめかみに拳銃を突きつける！

ローザ：「ううん……お前はもう、黒くなくていい。色を隠す闇でなくていい」

ローザ：「来て――クリムゾンリリス！」

　叫び、力強く引き金を引くローザ。その背後に、赤と緑――赤バラの装束を纏った、新たな魔女（リリス）が顕現する。

クリムゾンリリス（ローザ）：「私はあなた。あなたは私。ようやく、ようやく、話せたね」

ローザ：「待たせてごめん。ここから始めるから……！　だから……力を貸して！」

クリムゾンリリス（ローザ）：「もちろん。私は、そのために在るのだから」

ローザシャドウ（GM）：「なに……なんなの、それは……！？」

ローザ：「いくよ、シャドウ……ううん、私」

ローザシャドウ（GM）：「違う……知らない。そんな力、私は知らない……あなたは、誰……！？」

ローザ：「誰でもない。私（あなた）はあなた（私）だよ……悔しいけど、それは間違いない」

ローザシャドウ（GM）：「ありえない。嘘だ。何かの間違いだ……そんな間違った私は、私が否定してやる！」

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