第5話:あとがき
こうして、エピソード:ジュブナイル第5話もまた無事に完結を迎えた。今回もPC達の奮戦努力に、惜しみない拍手を贈りたいところだ。
今回のシナリオを作成するに当たり、実は1つ、とても大きな問題があった。ずばり、NPC緋蜂紅のキャラをどう再現するかである。
元々、緋蜂紅は公式リプレイの主人公であり、しかも中の人は“あの”佐藤有世さん。主に天然方向に突っ切ったキャラ性を、一体どうやって人工的に表現すればいいのか。大いに悩んだGMことイズミユキは、結局リプレイ・メビウスをシリーズ全巻読破してシナリオに臨むことで、どうにか紅っぽいロールプレイを再現したという次第だ。ちょっとした愚痴になってしまうが、これが中々に大変な仕事であった。
しかしそのかいあってか、GMによる紅のRPはPL達には好評であった。実に嬉しいことである。
このシナリオでは、二人の公式キャラクターを主軸として物語が展開する。一人は先に語った「緋蜂紅」。もう一人は、みんな大好き「春日恭二」だ。魅力溢れる二人のキャラクターによって、このシナリオは成り立っている。
GMのRPが読者諸氏のイメージするキャラクターと違っていても、「この卓ではそうなんだ」と大目に見てほしいところだ。
さて、ここで次回予告だ。次回のシナリオでは、ローザシャドウとの決戦が発生する。だからこそ、紅というキーパーソンを第5話で登場させた、という側面もある。
ずっと憧れていた人物と絆を結び、昭人ともさらなる友情を育んだローザは、果たして己のシャドウとどう相対するのか。楽しみにしていただければ幸いだ。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます