第3話:メインプレイ:ミドル3

GM:では次、テスト8日前のシーン。行動する人は登場しておくれ。

昭人:シーンイン! (コロコロ)2点上昇で46%だ。

ローザ:シーンイン! (コロコロ)4点上昇、52%!

GM:各々、どのように行動するかな? 調査なら、売人と接触可能という段階ですが。

ローザ:私は学生の前にUGNスパイだから、売人と接触かなー。

昭人:では私はローザの結果を見て動きを決めようかな。

GM:では、人目につかない路地裏で、ローザは売人と接触した。

 エキストラなので無力化は簡単ですが、情報を引き出すには判定が必要だ。


▼情報収集「売人からの情報」

 難易度……交渉 5(財産P使用可)


ローザ:てやー! (コロコロ)達成値8!

GM:成功だね。では情報を。


●情報「売人からの情報」

・自分は金で頼まれて薬を配っているだけ。詳しいことは知らない。新薬の臨床試験じゃないの?(すっとぼけ)

・この薬は、新進気鋭の製薬会社「フェイタル・ハーツ」によって開発されたものらしい。

・情報項目「製薬会社フェイタル・ハーツについて」を開示。


昭人:これ完全にFHやん……。

ローザ:「非合法の薬ってことはわかってるんスか?」

売人(GM):「え? これ、何かヤバいやつなの? 知らないんだ、ほんとだよ!

 頼まれただけなんだよぅ、頼む、見逃してくれぇ!」

ローザ:《七色の直感》で感情の色を見ますー。

GM:恐怖と焦りが半分ずつってところかな。嘘は言ってなさそうです。

ローザ:「わかったっスよ。ただ……次、バイヤーやったら。ただじゃ済まないっスよ?」

 キッと睨みを効かせながら!

売人(GM):「ヒッ……わかった、わかったよぅ! もう危ない橋を渡るのはごめんだ! 手は出さねえ!

 あんた、その目……ただもんじゃねえ迫力だ。一体何なんだ、あんた!?」

ローザ:「ただのスパ……スパーリングが趣味のJKっスよ」

GM:売人は、背中を丸めて逃げていきましたとさ。

 では、昭人はどう動く?

昭人:新しい情報項目に挑戦しよう。


▼情報収集「製薬会社フェイタル・ハーツについて」

 難易度……情報:FH・裏社会 6


昭人:コネアイテムも使って、(コロコロ)達成値9で成功だ!

ローザ:ぐっじょぶ!

GM:では情報を公開するぞ。


●情報「製薬会社フェイタル・ハーツについて」

・お察しの通り、ファルスハーツによる偽装企業です。規模はそんなに大きくないですが。

・ここ最近、ブルーフロントにやってきたセルらしい。あの毒電波野郎が言っていたセルのうちの1つだろう。

・製薬会社の場所が判明。宣言すれば強襲をかけることが可能(その場合シーンを改め、ミドル戦闘が発生します)。


昭人:ですよねー。

ローザ:場所までわかったら後は強襲だね。

昭人:どうする? さっさと潰す? 一旦、勉強する?

ローザ:立場的にFHを見過ごせないかなー。

昭人:そうだね。放って置いても良いことはないだろうから、強襲かな。

GM:では、次のシーンは強襲シーンということで。


 ここでPCは、戦闘の下準備として調達判定に挑戦する。

 まずはローザが、揚羽のNPCアシスト「判定代行」で「ボルトアクションライフル」を購入。

 続いて昭人が「応急手当キット」に挑戦するが、こちらは残念ながら判定失敗となった。

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