第1話:メインプレイ:ミドル1


GM:ではミドルフェイズへ突入していこう。次のシーン。シーンプレイヤーはローザだ。

 昭人は一瞬、演出だけの登場なのでお休みしていてくれ。

ローザ:シーンイン! (コロコロ)出目8! やばい……ローザのやる気がやばい……。


GM:侵食もロケットスタートだね?(笑)

昭人:やかましいわ(笑)


GM:さてローザ、君もまた交通機関のトラブルで、ブルーフロントへの到着が深夜になってしまったところだ。

ローザ:「初日から遅刻っスよー! ブルーフロントの交通機関なめてたっス!」(涙目)

GM:では君が夜道を急いでいると、唐突に《ワーディング》の気配が周囲を包む。

 補足すると、昭人のオープニングで使用されたものです。

ローザ:「《ワーディング》!? FHかも……? 行くしかないっス!」

GM:《ワーディング》の発生現場へ到着したローザが目にしたのは、意識朦朧といった様子でショーウィンドウの前に立つ男子学生の姿だ。オープニングの昭人ですね。

 その様子から、《ワーディング》耐性のない一般人だとわかるでしょう。その学生はふらふらとショーウィンドウに近づき、ガラスの鏡面に手を触れた……と思った瞬間。

 学生の姿が、まるでガラスに飲まれるようにその“向こう側”へと消えていった。

ローザ:「っ! あの学生さんはどこに……!?」

ローザ:ローザもショーウィンドウに近づき、触れてみるよ!

GM:では、君の手が鏡面の向こう側へ、ずぶりと飲み込まれる。引きずり込まれたりはしませんが、そのままガラスの中に入っていけそうな感じだ。

 ぶっちゃけ、ペルソナ4のテレビを想像してくれ。


昭人:テレビだ(直球)

GM:ああ、テレビさ!(ど直球)


ローザ:頭を入れて中を覗くよ!

GM:ガラスの向こう側には、「左右が反転した世界」が広がって見えるね。

ローザ:「どこでもドア……じゃないッスよね。学生さんを探さないと……」

 ということで、その世界に踏み込んでみるっス!

GM:では君は昭人と同様に、しかし自分の意志で鏡面の向こう側へと踏み込んでいく。

 その世界に降り立った瞬間、君は気づくだろう。周囲の空気に、レネゲイドの気配が満ちていることに――。

 ちなみに、鏡面の向こう側では《ワーディング》の気配は消えてなくなるね。

ローザ:「っ!? あの学生さんが危ないっス!」

 背筋に悪寒が走り、拳銃抜いて捜索を開始するよ!

GM:では、ここでシーンを終了しよう。


GM:いやぁ、実に平和なシーンでしたね。

ローザ:戦闘もない、平和な……あ、ううん平和じゃなかった! 私の登場侵食! 高いよ!?

GM:今回ミドル多めだから、走りすぎるとヤバイよ?(笑)

ローザ:ローザは急に止まれないの(笑)

昭人:スペリオルミックスをください(直球)

GM:ねぇよ(無慈悲)

ローザ:リプレッションでもいいのよ……?(笑)

GM:(リプレッションも)ないですから。

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