執筆者のメンタル的日常……。
神崎
第1話 会社に復帰初日……。
長い療養期間が終わり、会社に復帰しました。
主治医が居るのに、会社の産業医の先生が診察を始めるとは
思ってもいませんでした。
その産業医の先生が診断書を出し、長期療養になりました。
そして、復帰前の最後の診察で、社交不安症と言う病名を
告げられました。
主治医の先生からは、未だに病名を告げられていません。
社交不安症が完全に治ったわけでは無く、今後も社交不安症と
向き合って生きていかなければなりません。
さて、昨日は復帰初日でした。
本来なら昨日、執筆をしたかったのですが復帰初日でも容赦は
なく普通の仕事内容でした。
出社時間は午後からで夜の10時過ぎまで仕事をしていました。
帰宅してから執筆をする余裕はありませんでした。
おまけに引き継ぎだけされて、事務所で一人勤務になっていたので
何をどうすれば良いか少しパニックになりました。
療養中に色々、変わった事があり、それを把握するだけでも大変
なのに療養中にあった、トラブルなどに関しての話もありさっぱり
意味が分かりませんでした。
内線も意味不明で対処に困る悪循環……。
疲れきっていました。
まずは、これから療養を終えて職場に復帰すると言う方の参考に
なれば良いのですが、私は復帰の際、上司と先輩にちょっとした
お菓子を持って行き、他の方には菓子折りを持って行きました。
多くは語らず、上司には一言。
『ご迷惑をおかけしました。 今日からまた、お願いします。』
とだけ、伝えました。
先輩はお休みでした。
温かい言葉はかけてくれましたが、裏では何を思っているか
分かったものではありません。
相変わらず、上司は診断書に書かれた元の部署に戻るのが
適切であると言う事に対して、考慮はしてくれていますが
その上の人間どもが、それを拒否する可能性があるので
会社を辞める事もちょっとは、考えています。
上司も上司で、社交不安症と言うものが理解できないらしく
健常者との差を感じてしまいました。
さて、一人、事務所勤務になった私ですが……。
復帰初日と言う事もあり、色々と困難が待ち受けていました。
まずは、事務所から出たくない。
完全な引きこもり思考でした。
それでも、最低限、お手洗いや飲み物は自動販売機に買いに
行かなければなりませんでした。
お手洗いに行って、そこに人間が居たら恐怖で、お手洗いに
行くのにかなりの時間を費やしました。
飲み物が欲しいと思って、自動販売機に行くまでにかかった
時間は悩みに悩んで、3時間後にやっと行けました。
幸いにも人間に会う事は無く、助かりましたが……。
その後、外から帰ってきた従業員からいきなりトラブルの
報告を受けました。
それも、療養中に起きたトラブルに関しての話で一切、内容が
分からない上に事務所で一人勤務の私。
最悪な事に、その従業員は私が療養中に新しく入っていた人。
初対面なのに、挨拶をする事もなく……。
『あんたじゃ話にならないから、上司か〇〇(先輩)を出せ!』
と言う始末。
上司は引き継ぎをして帰ってしまったし、先輩は休み。
復帰初日で、勤務を終了した上司や私が出社した事を知らない
お休みの先輩に電話をするのも変だと思い、説明をするも従業員は
聞き入れず、居ないなら電話をしろと言う始末。
仕方が無かったので、上司の電話番号を教えると…。
『あんたが、会社の電話から上司に電話を入れれば良いだろ?』
いったい、何様のつもりなんですかね……。
これだから人間は、嫌いなんですよ。
怖いとしか言いようがない。
結局、焦りつつもなんとか解決は出来たので良かったです。
そんなこんなで、復帰後、色々な事があった訳ですが……。
1日の最後の従業員が外から無事に帰ってきたのは良いのですが
その従業員が、かつて、私にパワハラをしていた先輩。
仕事とは言え、恐怖心しか出てこない……。
そんな今日は、お休み……。
今、思えば復帰初日は波乱万丈(大袈裟?)だったと思います。
そして、明日は会議。
会議は、苦手です。
発言するのも苦手だし、なんだか責められている気がするので
恐怖です。
お休みなのに憂鬱です。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます