第2話

やばいな、、

ここがどこかのまえに前が見えない、、

目とかないし、、

(※あー、あー、聞こえてますか?)


、、、


(※あれ?、、聞こえていませんか?)


、、はい


(※ふざけてるんですか!?)


口もないから喋れないかと思ったら、頭のなかに怒声が流れた、、 うるさい


(※本当にもう、、私だって偉大なる神の1柱なんですよ?)


これ、意外に便利だな、、


(※聴いてますか?)


あっ、はい 便利ですね。


(※、、、、全く聴いてないじゃないですか!しかもそれさっき自分で言ってましたよ?)


ところでさ、これなんかやっぱり前見えないと不安なんだけど、どうすればいいと思う?


(※無視ですか、、まあ良いです!先ずはステータスボードを開きましょう!ステータスと念じて見てください)


、、ステータス


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


種族:ゴーレム希少種

名前:無し

レベル:1

性別:不明

年齢:16

称号:神を使役する者

祝福:万能神の加護、時守の神の守護


体力:23905 知識:578

耐久:306 知恵:382

筋力:159 精神:843

生命:154 魔力:457

器用:7 幸運:555

俊敏:6 視力:230

反射:8


特殊技能:固有技能『ゴーレム』

特殊技能『鉄壁』

特殊技能『魔導技使い』

特異技能『怠惰の王』

特殊技能『魔鋼使い』


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

うーん、、良いのか?体力は多いような気がするけど、、


(※すごいじゃないですか!防御力がもう壁ですよ!壁!)


うん、あんま嬉しくないなあ

あ、でも邪魔されずにねれるか、、


(※そうですよ!あっこれこの世界の人間の平均値です。)


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


種族:人種

レベル:1


体力:約500 知識:約300

耐久:約10 知恵:約500

筋力:約40 精神:約90

生命:約60 魔力:約70

器用:約100 幸運:約70

俊敏:約50 視力:約100

反射:約70


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


人間弱いな、、

まあまあなステータスだったが遅いなぁ

そして何より文句を言いたいのは、『怠惰の王』だれが怠惰だ、、


(※まあ人間にもピンからキリまでいますからねえ、、やはり祝福が大きいのでしょうか?)


おい何気にスルーしやがって、、

まあ良いこの技能ってなんだ?


(※ああ、それはですね〜 いわゆるスキルってやつですよ 技能の名前を意識して見てください)


わかった


固有技能『ゴーレム』

…体力・耐久・筋力能力値増強

特殊技能『鉄壁』

…体力・耐久能力値増強

特殊技能『魔導技使い』

…精神・魔力能力値増強

魔導系素質 中

特殊技能『魔鋼使い』

…魔導操作 中

魔導系素質 小

特異技能『怠惰の王』

…不明


耐久系と魔導系しかないなあ

それに『怠惰の王』不明って、、

なんかわかる?あ、えっとなんだっけ?


(※はあ、よく考えたら名乗ってませんでしたね、、 私は時守の神ズルワーンと言います。 それは私にも分かりかねます、、)


そうだったね 僕は千沼ヶ原 詩織 よろしく


(※はい!よろしくお願いします!)


ズルワーン、、ズル、ズルワ、、うーん


(※どうしたのですか?)


いや言いにくいから渾名を付けようかと、、

リクエストある?


(※渾名ですか!うーん、ズルちゃん とか?)


、、、自分からちゃん付けか、、恥ず


(※、、、)


うーん、何か良い渾名を、、

、、、、ズーン?


(※断固拒否します。)


ルワで良いか、、?


(ルワ:はい!安直過ぎる気がしますが、嬉しいです!)


、、よかった。

ところで、見えない件忘れてない?


(ルワ:あっ、、そんなことないですよ?うーん、、あっ!魔力探知ですよ!自分の周りを意識して魔力の感覚を掴んでください)


わかった、、、、、うーん 難しいな、、

なんかコツとかない?


(ルワ:コツですか?うーん、、この世界の物体は全て魔力を持っているので、、、魔力で構成されてる感じをイメージすれば、、)


わかった、、、マOクラか、、

〔基本技能『魔力探知』を習得しました。〕

お、、これか、、、魔力探知ON

おお、、これは遺跡か、、?


(ルワ:おめでとうございます。ここはバベルの遺跡ですね。200層まであり地上層、上層、中層、下層、最下層に分かれております、更に最下層にはバベルの地下神殿があります。)


ふーん、ここは何層?


(ルワ:第3層ですね。モンスターと言われる生き物が出てくるのは2層からなので、安全かと思いますが?)


え、モンスター出てくるのに安全なの?


(ルワ:あっ、はい。マスターの能力値ですと余裕だと思われます。)


そっか、、ん?冒険者みたいなモンスターを狩る人間はいないの?


(ルワ:いえ、数多く存在します。冒険者の他には、魔導ギルド、盗賊ギルド、騎士団、商会とその衛兵など、たくさんの人間がいます。それがどうしたのでしょうか?)


うーん、、なんで僕は攻撃されないんだ?


(ルワ:確かに不思議ですよね、、 普通なら人間だけでなくモンスターも襲ってくるはずなんですけどね、、)


それはやだな、、あ、そうか


(ルワ:何かわかりましたか?)


見た目がただの岩の壁だからか、、、


(ルワ:、、、)

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