No.2
本当は知ってた筈だった。
いくら願ったところで、
行動しないなら意味は無いって。
私はマオウサマ。
魔界の王様。
それ自体は、仕方の無い事だと思うの。
だって、マオウサマになるのは運命だったから。
でもね?
マオウサマになったけど、
私は…
友達が欲しい。
ニンゲンには怖がられて、
ナカマにすら畏れられて、
ただ、仲良くしたいだけなのに……
「どうしようも無いんだ」って、
「これはカミサマが決めた事だから」って、
ずっとずっと嘆いてた
望んでた………
「叶えてよっ………」
普通なら有り得ない
私…“マオウサマ”の部屋を叩く音
「こんにちは、マオウサマ。
貴女の願いを叶えて御覧に入れましょう。」
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