基本設定・舞台背景
○背景
人類に《異能》と呼ばれる特殊能力を持つ者達が一定数存在する近未来…
日本では《異能使い》と呼ばれる集団が日夜争っていた。
○舞台設定
ごく近い将来。
経済支配により、日本は南北に分裂していた。
だが、その実態は仕立て上げられた、都合の良い演出だ。
真実、両勢力の関係は蜜月である。
そんな台本の全て描かれた世界(ボードゲーム)では、栄華を誇った《コブラ学園》ですら駒に過ぎない。
《コブラ学園》とは、岐阜県を中心に日本の国土を支配する《異能使い》達の勢力である。
設立当初こそ一公立学校に過ぎなかったが、順調に《異能使い》の数を増やし、その力は世界も無視できぬものとなった。
だが、そんな《コブラ学園》も現在は南北分裂の影響を受け、二つに分割されている。
今の《コブラ学園》はまさに縮図。かつて旧冷戦において東西に分かたれたベルリンの姿に酷似していた。
そして南北それぞれの《コブラ学園》は、完璧に描き尽くされたシナリオ通りに偽りの対立をし、しのぎを削っている…
○そして戦いへ…
校長先生の抱える機密情報が逸失した!
南北それぞれの《コブラ学園》生徒会は、対立する勢力の関与を主張、
緊張は一気に極限まで達した!
事態を重く見た両政府はこれに強く介入。
南北からそれぞれ一名ずつ、《コブラ学園》へ代表選手が解き放たれた!
タイムリミットは二十四時間!
それまでに各代表選手は相手選手より先に機密情報を回収せよ!
任務の難易度は文句なしのSSランク!
盗まれたと思しき校長先生の機密情報を見つけられなければ、大国間の戦争が始まるぞ!
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