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    こんにちは。「チョコレート·カリントウ戦争」拝読しました😌 全体的にコミカルな雰囲気で、やり取りが面白くて、拝読していて何回もふふふっとなりました☺️

    >背後からリズミカルな音が聞こえ
    のところ、新谷くんのチョーク音が聞こえてくるようです。

    >『研究発表付き喫茶店』
    のところ、初めて聞くスタイルの喫茶店で、どんな風に研究発表しながら飲食物を提供するんだろう?👀と気になりながら読み進めました。

    >寝ている者、内職者、心が宙に溶けている者。
    のところ、学生時代を思い出しながら、「寝ている者」に教室で寝ちゃうの分かると頷いたり、「内職者」という表現にフフってなったり(お絵描きしたり、仲間内で回すメモ書いたり、本読んだり、色々しますよね🤭)、「心が宙に溶けている者」に😳!?となった後、笑いのツボにハマって笑ってしまいました☺️🎵

    湯川さん家の洋菓子店が、荒木さんに「チョコ屋」と言われたの面白くて。「チョコレートケーキの種類が多い洋菓子店」だったら、確かに内心「チョコ屋」って呼んじゃうかもですね🤭

    吉備くんの、
    >「カカオの産地、味、違い! チョコレートの方がカビの生えた和菓子より面白いわ!」
    湯川さんの、
    >「カビとか言うな! それならこっちはカリントウだ! ミーハーな舶来菓子とはわけが違う」
    の「カビの生えた和菓子」「ミーハーな渡来菓子」ところ、悪口(?)の表現が面白いです🤭🎵
    吉備くんの、チョコレートへの偏見(?)、
    >「バレンタインやら土産物やら」
    >「ミーハーと言わずしてなんという」
    のところ、発想が男子っぽくて!☺️

    湯川さんの返し、
    >「駄菓子に言われたくないわ!」
    もカリントウを「駄菓子」って言いきるところがおかしくて!確かにスーパーの駄菓子売場でも売ってますものね🤔

    >「この、チョコレー党が!」「カリン党風情がっ!」のところ、トとトウが党と被っているところ面白くて!森村さんはいつこの発想を思い付かれたんだろう?と思いました☺️

    相田くんは学級会議そっちのけで勉強中してて、なべさんは寝てて、描かれていくクラスメイトたちの描写に、クラスの雰囲気が楽しそうだなと思いました😊

    >時折、『陣地』を移る姿もある。
    のところ、面白くて! 途中で党を移動したんだなって思いました☺️

    『中立地帯』での荒木さんと新谷くんから性格が伝わってきました。

    >金山里香は俯いていた。賑やかな会話は別の世界の物語だ。いつもの通り、変わりなく。
    のところに、金山さんは集団で賑やかにしている時、その輪に加わらない(加われない)子なのかなと感じ、身近に感じました。

    チョコレートは貴族の文化だったのですね👀💡知りませんでした!✨確かに、専門店で売られているようなチョコレートは美味しいけどもお高いですし、ホットチョコレートなどは高級な感じがする…と思いました🤔

    「庶民の味だからこそ、地域に根ざした味がある!」に金山さんがひっかかりを覚えたところ、女教皇な荒木さん、女王な湯川さんから金山さんへの視線や雰囲気に、どこか色っぽさと百合っぽさを感じて、描写にすこしドキドキしました!👀💓

    とどめのように、湯川さんの、
    >「さあ、金山さん。あなたはきっと、チョコレー党の救世主になるのだわ!」
    に、金山さんはこれでチョコレー党に入った(巻き込まれてしまった!)と思いました😊

    カリントウも元々は高級菓子だったのですね!💡知らなかったです。なんとなく駄菓子だと思い込んでました! 確かに専門店がありますものね。確かに高級素材で職人が作ったカリントウはすごく美味しそうです。

    >革命を目指した頭領は王族の一員だったのだ――。
    の表現が面白くて!✨もはや学級会議を越えて、熱い戦いを眺めている気分です☺️

    >動揺はさざ波のように広がって。王城へと人が流れていく。
    のところ、カリン党からチョコレー党に人が流れたのですね…!

    人が減ったカリン党から頭領吉備くんが秘密兵器のように、うちから『例の物』をと言ったところ。続く地の文が「――ただの級友達がいた。」なところに、カリン党たちと地の文の温度差が面白くて、思わずププッとなってしまいました!🤭🎵

    宗田くん、すこし気だるげなヤンキーっぽい子なのかなと思いました。湯川さんのことを「話したこともないお嬢さん」と認識しているところ、湯川さんのなんとなく色っぽい雰囲気に、湯川さんはきっと美人なんだろうなって思いました。自分が美人で色気もあることを知っている女の子なのかもと👀💡

    >腕を取り戻し手近な椅子に腰掛ける。出席さえ取ってもらえばそれで良かった。
    のところ、宗田くんの性格が伝わってくるようです。巻き込まれ、宗田くんもこの戦いに参加するのですね👀

    湯川さんの、
    >「ふふふ。宗田君は貰ったわ。ワルぶってる人の心も溶かす事ができるのがチョコレートよ」
    に、湯川さんがうまいこと言っていると感じました🤭

    >湯川の尻を追ってばかりの吉備が悔しそうに顔を歪めた。
    のところに、吉備くんはひょっとして湯川さんのことを普段からちょっと好きなのかな?と思いました。

    新たに登場した結城くん、
    >教室の『向こう側』
    >学校で、決して聞くことのなかった、少年の。
    >十年も前の夏の。黒糖の記憶と共に懐かしさが沁みだした。
    のところに、小柄眼鏡の結城くんは宗田くんの幼馴染みで仲がよかったけれど、宗田くんがヤンキーになってしまって、学校では近寄れなくて、2人は学校では距離を置いてたのかなって思いました。
    「黒糖の記憶と共に」がどこかコミカルで、楽しいなって思いました☺️
    >境を二歩で渡りきった。
    のところに、宗田くんと結城くんの間に、それまで隔たれていた距離がなくなって、また2人は仲良くなれたのかなって思いました☺️

    そして感動的な雰囲気で、宗田くんはカリン党に移動したのですね。

    そして引山くんも召喚される流れ、引山くんが私服のままでも、また学校に来れてよかったです☺️ 「怒鳴られるか殴られるか」のところ、引山くんは前のクラスで過酷な経験をしたんだろうな…と感じました。でも今のクラスは居心地よさそうです。環境によっては無理をしてまで登校しなくてもいい場合もあるとは思いますが、今のクラスは環境がよさそうなので、引山くんがこのまま少しずつ登校できるようになったらいいなと思いました。

    湯川さんと湯備くんが、お互いの党のお菓子を食べた後、敵対側のお菓子を食べるシーンで。2人が美味しさのまま、正直にリアクションするの、良かったです☺️
    これで争いが終結するのかなと思ったら、2人は反対側の党になっちゃったのですね!👀

    新谷くんの、
    >「……砂糖と油の塊がそんなに美味いのかね」
    のところ、フフッとなりました🤭
    そしてオチの、
    >「オレは、塩せんべい党だ!」
    に、他の党があったんだ!💡と思いました😳💓

    学園祭も、全員で楽しく参加できそうで良かったです☺️

    とても楽しく拝読しました😌

    作者からの返信

    コメントありがとうございます! 細かく読んでいただいてとても嬉しいです。

    まずは、この作品についてのお話からさせてください。
    この作品は、ずいぶん前に友人が『チョコレー党とカリン党で対立したら面白いかも』というアイディアを思いつき、許可をもらって掌編にしたものです。
    そのときは10000字制限でしたが、あるイベントのアンソロジー『祭』に合わせて4000字にすべく削りまくって改稿しました。最終的には4200字程度だったかと思います。
    ですので、大本のアイディアについてはその友人のものです。

    改稿にあたり(初稿から十年ほど経っていたので……)テーマを明確にし、オチをつけてわちゃわちゃ感をさらに出しました。テンポよく楽しく読んで頂いていれば幸いです。

    ここからは、一部語りになりますが、細かい点を。
    チョコレートの原料であるカカオは、南米原産になります。インカ・アステカの時代には、カカオは一種の薬でした。加工が面倒であり、王侯貴族視覚地にできなかったようです。アメリカ大陸発見によりカカオは欧州へ渡りますが、カカオを欧州で育てることはできず、また、チョコレートにはミルクと砂糖が必要です。その意味でも最初はかなり高級品だった……んだと思います。(怪しい)

    カリントウも同様です。甘い砂糖や蜜はかつては高級品でした。カリントウのようなものも、昔は殿様へ献上するようなものだったかと。(こちらも調べたはずですが、さすがにメモが残っていませんでした……)

    クラスメイトについては、最後の結末につなげるために様々なタイプを出しました。4000字という制限があるので、『一人最大800字くらい……!』と思ったことを覚えています。

    クラスの人気者も。クラスで浮いているヤンキーも、いじめられっ子も、引きこもりも、自分の世界を持っちゃてる子も、もちろん『委員』の名を持つ管理側も、全員参加が理想です。学校ですから。

    ちょっとにやっとしつつ、楽しんでいただけていれば凄く凄く嬉しいです。
    ありがとうございました。