第1009話 マルデック

「《プロジェクト M》……? そのMは【マルデック】なのか!!」


「ン! マルデック……!?」

 父親は眉をひそめた。


「やっぱ、お父さんは《マルデック》の最高幹部の一人なのか……!?」

「フフン、なンの事だ! 私は、一介のサラリーマンだ!!」


「ふ~…ン」

 ボクは怪訝な顔をした。

「真神ヒロシ…… 社長とは以前から取引きがあったの?」





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