「アンジェラを殺した《真犯人》❗❗」

「そうです！　あなたが、ここにいる限り……、いいえ死刑にされれば《橘家惨殺事件》の真相は永遠に闇の中へ葬り去られてしまうのです！！」

　ジュリアが熱く語りかけた。

「う、ゥ……」

「どうします……！！

　このまま冤罪を立証できず死刑執行を待っているのですか？」

　ジュリアの目が光った。

「く……」

　もはやオレに残された選択肢はなかった。

　彼らに従う事、以外。

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