第903話

「お父様! 私がいけないンです!!」

 アンジェラは、オレの腕にギュッとしがみついた。


「もう良い! 今夜は遅い!!

 アンジェラは部屋でやすめ❗」

「は、はい……」


「ッたく、あのバカ息子どもはまだ警察の取り調べか!!」

 龍王は義母に訊いた。


「はぁ、あなたの権力ちからで何とかなりませんか!?」


「そんな事、お前に言われンでもわかっておる!!」

 龍王は吐き捨てた。


「で、でも……!」


 





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