前のエピソード――第897話

　だが警察も黙って、そんな胡散臭い話を聞くワケもなかった。

「ふ～ン…、じゃァ～、パーティで盛り上がって乱闘になったッて言うンだな！」

「ええ、ボクたちが愉しいパーティをしていたら龍児が飛び込んできて仲間をボコボコにしていったンですよ！あァ～、痛って～」

　海賊、龍騎はオレに蹴られた側頭部を押さえていた。

「お前ら！　よくそんなウソをシャアシャアとつけるな！！」

　オレが口を挟んだ。

　

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