第883話

「クック、アンジェラ姫よ!」

 龍騎はサーベルの切っ先で彼女の下腹部を突っついた。

「や、やめて~ーー❗❗❗❗」


「クックゥ…、あんまり怖いからって失禁すンなよ! はしたないからな!!」

「う、ゥ……、龍騎……❗❗❗❗」

 アンジェラは身体を震わせながら睨みつけた。


「おい! いいのか!?

 大事なプリティーちゃんが使いモンにならなくなってもォ~……!!」

 龍騎はキスしそうなほど顔を近づけた。

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