第870話

 オレはピリピリとした緊張感の中、アンジェラの元へ歩んでいった。

「ようこそ、パーティへ!!」

 龍騎は海賊のような格好をしていた。

 手にはサーベルを持っていた。

「フフン……」

 そのサーベルの刃先をもてあそぶようにアンジェラの胸元へ当てた。

「キャァ~ー~~❗❗❗❗」


「くゥ…、アンジェラに手を出すな❗❗❗

 目的はオレだろ!!」


「フフ、さすが正義の味方プリンスだ!

 おい!!」

 龍聖は皇帝のコスプレをしてアゴで命じた。







  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る