第868話 廃工場の中へ……!

 廃工場の手前で停車させオレは、一人、歩いて向かった。


 雨は、かなり強く降ってきた。


 龍聖たちも拉致監禁までやるからには、かなりの兵隊や武器を調達している事だろう。


 廃工場の中へ入ると、ドンドンと内臓に響くような音楽が聴こえた。

 さらには、音楽に興じるヤンキーらの笑い声が轟いた。


 外では遠雷が聴こえ嵐の様相を呈してきた。


「ケッケケ~! よく来たな❗❗

 龍児ちゃん❗❗❗❗❗」

 モヒカンらの下卑た笑い声が聴こえた。





  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る