第840話

 アンジェラはスピーカー機能にし、オレの服を剥ぐように脱がせた。

「もう、龍聖あいつらのやりたいようにはさせないわ❗❗❗」


「いいンだ! このくらい大した事じゃないよ」


『もしもし、アンジェラ様ですか……』

 ジュリアの声がオレの耳にも届いた。


「ええ、今、学校なの! 悪いけど龍児の着替えを持って来て頂戴!!」

『え…… 着替えをですか?』

 心配気な声だ。

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