第828話
「おら~! 目障りなンだよ!
龍児!!」
背中を思いきり蹴り飛ばされた。
オレは、顔面から突っ込みそうになるのを何とか腕で受け身を取った。
だが、それが余計にイラつかせたようだ。
「この~! お前がいなきゃ、オレたちが橘家を
龍騎たちに次々とボコボコにされた。
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